かっこ株式会社様 | 株式会社ハートビーツ(HEARTBEATS Corporation)|AWS・クラウド・サーバーなどのインフラ運用を24時間365日サポート

導入事例

かっこ株式会社様

不正検知サービスにおいて、顧客要件に応える監視体制を構築、安定運用と運用品質向上を実現

課題
・特定顧客向けの不正検知サービスにおいて、24時間365日の監視体制や障害検知時の電話連絡、受電対応が求められていたが、既存の体制のみで対応することが難しかった。
結果

・24時間365日の監視・電話対応体制を整備し、リリース後から現在に至るまで安定稼働を実現。
・監視運用の知見を活かした提案により、監視の網羅性と精度が向上した。

提供サービス

ここに注目!

    不正検知サービスにおいて、特定顧客向けの24時間365日の監視・電話対応体制を整備

    『未来のゲームチェンジャーの「まずやってみよう」をカタチに』というビジョンを掲げるかっこ株式会社様。不正検知サービスや決済コンサルティングサービス、データサイエンスサービスといったSaaS型アルゴリズム事業を展開しています。

    今回は、同社で取締役を務める岡田 知嗣様に、ハートビーツのサービスを導入した背景や決め手、導入後に実感されている効果についてお話を伺いました。

    現在ご担当されている業務や、貴社での役割についてお聞かせください。

    岡田様:私はサービス・プロダクトおよびエンジニア組織の責任者として、プロダクト企画やアーキテクチャ方針の決定、エンジニア組織全体のマネジメントを担当しています。当社へ入社する以前は、SIerやハードウェアベンダーで主にインフラエンジニアやPMとしてキャリアを積んできました。現在はその経験を活かしながら、サービス開発や組織運営に携わっています。

    プロダクトのインフラ構成について教えていただけますでしょうか。

    岡田様:当社は基本的にAWSを利用しており、サービスごとにAWSアカウントを分けて運用しています。最初にリリースしたサービスではGCPを採用していましたが、当時の運用面やサポート面などを総合的に検討し、2015年頃にAWSへ移行しました。その後に立ち上げたSaaSについてもAWSを採用しています。

    ハートビーツのサービスをご利用いただく前は、どのようなお悩みや課題をお持ちだったのでしょうか。

    岡田様:当社ではインフラ専任のエンジニアを置かず、基本的にサーバーレス構成を前提として、フルスタックエンジニアがSaaSの開発・運用と並行して監視・運用も担当しています。通常の監視・障害対応については、エンジニアチーム全体でカバーする体制を取っていました。

    そうした状況のなか、より高いサービスレベルを求められるお客様(エンタープライズ企業様)向けに、当社の不正検知サービスのノウハウを活用した機能をカスタマイズして提供する案件が立ち上がりました。当社では、すでにシステム全体の「24時間365日の監視体制」は内製化して運用していましたが、その案件ではさらに「障害検知から20〜30分以内という短時間での緊急電話連絡」「24時間365日の高度な受電対応(コールセンター機能)」といった非常に高いサービスレベルが求められました。既存の自社監視体制をベースにしつつ、これらの要求を迅速かつ確実に満たすため、柔軟なカスタマイズ対応が可能な外部パートナーの活用を検討することになりました。

    ハートビーツを選ばれた背景や決め手を教えていただけますでしょうか。

    岡田様:実は2015年頃から2023年頃まで、ハートビーツさんには24時間365日の監視運用体制の構築をご支援いただいていました。その際の対応品質に非常に満足していたことが、今回改めて相談する大きなきっかけになりました。

    当時はAmazon EC2やAmazon RDSを利用していました。監視や障害対応だけでなく、OSやミドルウェア周りのセキュリティ対策、安定運用に向けた最適化など、我々だけでは手が回らなかった部分まで対応していただけました。その頃はいくつか突発的な障害が発生することもありましたが、ハートビーツさんには夜間や休日であっても迅速かつ適切に対応していただき、安心して運用を任せることができました。

    その後、対象システムのサーバーレス構成へのリプレイスに伴い、基本的な24時間365日の監視運用はすべて自社で内製化できるようになったため、契約は一旦終了しました。

    しかし、今回の新たな案件で自社の既存監視体制だけではカバーしきれない「24時間365日の即時電話連絡」や「常時受電対応」といった、極めて高いレベルの付加サービス運用要件が求められた際、真っ先に思い浮かんだのがハートビーツさんでした。実際にはハートビーツさんを含め3社から見積もりを取得し、コストやサービス内容を比較検討しています。

    そのなかで、ハートビーツさんに対して特に印象的だったのが、提案段階から実際に運用を担当するエンジニアの方が複数同席してくださったことです。打ち合わせの場でも、技術的な質問に対して持ち帰ることなく、その場で具体的に回答いただけたため、「導入後も安心して任せられる」という信頼感につながりました。

    監視運用の知見を活かした提案により、監視の網羅性と精度が向上

    ハートビーツのサービスを導入後、どのような効果を実感されていますか?

    岡田様:対象システムは2025年11月に本番リリースしたものですが、リリース以降現在に至るまで安定して稼働しており、電話連絡が必要となるような重大障害は一度も発生していません。

    もちろん障害が発生しないことが理想ですが、自社単独の監視にとどまらず、ハートビーツさんの手厚い運用サポート(緊急連絡・受電対応)が緊密に連携して機能していることで、より強固な24時間365日の運用体制が実現でき、日々の大きな安心感につながっています。

    ハートビーツのサービスを利用して、特に良かったと感じる印象的なエピソードはございますか?

    岡田様:当初は、私たちが想定していた監視の観点や検知条件をもとに、ハートビーツさんに監視設計を進めていただきました。しかし、それだけでなくアプリケーションの実行基盤であるAWS Lambdaのエラー率監視や、Amazon DynamoDBのI/O性能監視など、自社だけでは気づかなかった監視観点を提案していただきました。

    その結果、監視の網羅性と精度が向上し、より安心してサービスを運用できる体制を構築できたと感じています。

    高度化する顧客要件に対応するため、今後も運用面での支援に期待

    外注先を選定するプロセスで特に重要視されていることをお聞かせください。

    岡田様:品質やコストはもちろん重要ですが、私たちの課題を自分事として捉え、積極的に提案していただける姿勢を重視しています。その点、ハートビーツさんは自社のシステム担当・インフラ担当のメンバーが社内に増えたような、まさに「仲間」と呼べる存在だと感じています。脆弱性に関する情報提供や注意喚起も迅速に共有してくれますし、何か相談した際にも親身になって対応していただけます。

    多くのベンダーさんとお付き合いがありますが、ハートビーツさんの場合は「決めたことを、決められたルールに沿ってやる」という受け身の形ではなく、積極的にさまざまな提案をいただける点が特長だと思います。

    もし知り合いから「どこか良いMSPはないか」と聞かれたら、「安心して任せられるうえ、さまざまなことを柔軟に相談できるパートナーだと思う」とハートビーツさんをお薦めすると思います。

    貴社が目指す姿や、組織づくりについてお聞かせいただけますでしょうか。

    岡田様:当社では、できる限り開発・運用を内製化する方針を掲げています。一方で、近年のAI技術の発展などに伴い、カバーすべき技術領域は急速に広がっています。特にセキュリティ分野については、自社の知見だけで十分に対応することが難しくなりつつあるのが実情です。

    高い専門性が求められる領域については外部パートナーの力を活用しながら、より強固な体制を構築していきたいと考えています。

    今後の展望と、そのなかでハートビーツに期待する役割や要望がございましたらお聞かせください。

    岡田様:現在、当社では複数のSaaSサービスを提供しています。これまではSaaSの標準機能をご利用いただくケースが中心でしたが、最近はお客様ごとの個別要件や、カスタマイズへのニーズが増えています。たとえば「AWS環境においても、インターネット経由ではなく専用線を利用してシステム連携を行いたい」といった要望が寄せられるようになりました。

    これまではSaaSというサービスの特性上、対応が難しいとしてお断りするケースもありましたが、今後はお客様の多様なニーズにも応えられるサービス提供を検討していきたいと考えています。今回の案件のように、お客様ごとの特別な監視・保守体制をカスタマイズして構築するケースは今後さらに増えていくと予想していますので、その際にはハートビーツさんにご相談できればと思います。

    ※組織や業務内容など、インタビュー内容は取材当時のものです。
    2026年5月

    企業プロフィール

    企業名 かっこ株式会社
    創業 2011年1月28日
    事業内容 SaaS型アルゴリズム提供事業(不正検知サービス、決済コンサルティングサービス、データサイエンスサービスの提供)

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