株式会社シャノン様
24時間365日の監視体制で運用負荷を大きく軽減。開発チームが本来の業務に集中できる環境を実現
- 課題
- ・事業の拡大に伴い開発案件が増加し、開発チームの負担が増大していた。
・本来注力すべき製品開発へ十分なリソースを割けなくなっていた。
・インフラ運用を支える専門的な体制強化が求められていた。
- 結果
-
・システム監視・障害対応の負担を削減できた。
・開発チームが製品開発に集中できる体制を構築できた。
・24時間365日の監視体制により、安定したインフラ運用を実現した。
提供サービス
ここに注目!
開発案件の増加に伴い、インフラ運用の負担増大が課題に
「マーケティングの再現性で世界を変える」というミッションを掲げている株式会社シャノン様。マーケティングオートメーションツールの「SHANON MARKETING PLATFORM」をはじめ、さまざまなソリューションを開発・提供されています。
今回は、同社の製品管理を担っている中山様に、ハートビーツのサービスを導入した背景や決め手、導入後に実感されている効果についてお話を伺いました。
現在ご担当されている業務や、貴社での役割についてお聞かせください。
中山様:現在我々の部門では、お客様が抱えるマーケティング課題の解決を目的として、弊社製品「SHANON MARKETING PLATFORM」の構築および、弊社製品を中心とした他社製品との連携開発や製品範囲外の追加機能をSI開発で実現しています。それに伴い、インフラ構成の設計・構築・運用なども承っています。部門の技術チームと連携しながら、サービスの品質維持・向上、更なる課題解決に取り組むのが主な役割です。弊社製品自体がAWS上で稼働していることもあり、SI開発の際も基本的にインフラ基盤にはAWSを採用しています。
ハートビーツのサービスをご利用いただく前は、どのような課題をお持ちだったのでしょうか。
中山様:所属部門が立ち上がったのは約15年前ですが、事業拡大に伴って開発案件が増え、インフラの運用・保守まで開発チームで担わなくてはならない状況に陥っていました。私はまだ在籍していませんでしたが、当時の担当者は1〜2名ほどの少人数で、業務量の増加に対応していたと聞いています。
特に夜間・休日の障害対応まで社内エンジニアのみで担うことが大きな負担となり、本来注力すべき製品開発のスピードにも悪影響が出ていました。AWSの新サービスへのキャッチアップやセキュリティアップデートへの対応にも十分な時間を確保できず、インフラに関する専門的な知見を持つパートナーの必要性を感じていたのです。
ハートビーツを選ばれた背景や決め手を教えていただけますでしょうか。
中山様:インフラ運用に特化した専門会社であることに加え、2005年の創業以来20年以上にわたり多くのSaaS・Web企業のインフラを支えてきた実績と信頼性が大きな決め手となりました。
また、24時間365日の有人監視体制に加え、障害発生時の迅速な一次対応が標準サービスに含まれていた点も魅力でした。インフラの運用・保守を専門会社へ委託することで、開発チームが本来の製品開発に集中できる環境を整えられると考え、導入を決めました。
現在はお客様の要件に合わせたインフラ構成や監視設計の検討・導入・監視までを一貫して支援いただいています。
監視・障害対応の負担を軽減し、開発業務に集中できる環境を実現
サービスの導入後、どのような効果を実感されていますか?
中山様:特に実感している効果は、システム監視や障害対応の負担が大きく軽減されたことです。あらかじめ定めたルールに沿って24時間365日体制で監視・報告していただけるため、私たちが常にシステムの状態を確認する必要がなくなりました。体感としては、運用負荷を以前より3〜4割ほど削減できている印象です。監視だけでなく、お客様の要件や重要度に応じた監視設計、インフラ構成の検討・導入から相談に乗っていただける点も助かっています。
開発チームの負担が減り、注力すべき製品開発へリソースを集中できるようになったことも大きな成果です。
現在、どのような対応体制を取られているのでしょうか。
中山様:夜間・休日に障害が発生した際、再起動などの定型的な対応で復旧できるものについてはハートビーツさんにお任せしています。弊社のエンジニアによる判断や追加対応が必要な場合に限り、営業時間内または翌営業日に対応する体制です。
3〜5年前と比べると、再起動などの対応が必要なケースは減ったと感じています。お客様ごとに差はありますが、頻度が高いケースでも3か月に1回程度、大半のお客様では半年に1回発生するかどうかという感覚です。
ハートビーツのサービスをご利用いただくなかで、特に印象に残っているエピソードはございますか?
中山様:深夜に予期せぬアクセス集中が発生し、サービスの応答速度が低下した出来事がありました。その際、ハートビーツさんがいち早く異常を検知し、電話で状況をご報告いただいたうえで、サーバー再起動による迅速な復旧対応を行ってくださいました。おかげでお客様からのご指摘を受けることもなく、「次回に備えてサーバーの容量を増やしましょう」といった前向きな改善提案につなげられました。
事象を正確に把握し、適切にご連絡いただけたことでスムーズに対応できたと感じています。
過去には某生命保険会社様の社内システム開発において、ハートビーツの強みであるテスト駆動型開発にてご支援させていただきました。当時の選定理由やご評価についてもお聞かせいただけますか。
中山様:当時の担当者はすでに在籍していないため、詳しい経緯は把握できていませんが、部門の立ち上げ初期で開発・運用体制が十分に整っていなかったことからご相談させていただいたのだと推察しています。
弊社では過去の障害やクレームを一元管理していますが、このシステムについてはシステム構成に起因する大きな障害が記録されていません。テスト駆動型開発は弊社にとって馴染みの薄い手法でしたが、結果として高品質なシステムを構築・運用していただけたと評価しています。
インフラの維持・運用に加え、AIを活用したソリューション開発のサポートにも期待
外注先を決めるプロセスで、特に重視されているポイントをお聞かせください。
中山様:最も重視しているのは「技術力と実績」、そして「コミュニケーションの質」です。
「技術力と実績」に関しては、特定領域における深い専門知識を持っているかを見ています。弊社はインフラ専門の体制が限られているため、インフラの構成について的確な助言をいただけるハートビーツさんの存在は非常に心強いです。
「コミュニケーションの質」については、課題に対して受け身ではなく積極的に提案・改善してくれるか、また専門知識をかみ砕いてわかりやすく説明してくれるかを評価しています。ハートビーツさんは専門的な内容も丁寧な言葉で伝えてくださるため、安心して相談できます。依頼を出した際も、まずは「担当者につなぎます」と一報をいただけるため、初動の速さと状況把握のしやすさが大きな信頼につながっています。
さらに、料金体系の透明性も重要な評価基準です。サーバー1台あたりの構築費用やテスト環境、監視にかかる費用などが明確に設定されています。見積もりを依頼する前の段階でも概算費用を把握しやすく、社内での予算策定や計画づくりをスムーズに進められています。
今後、どのような組織を目指していきたいとお考えでしょうか。
中山様:お客様が抱えるマーケティングの課題に対し、「製品+α」の解決策を提示し、導入後も伴走しながらお客様の成長に寄与できる組織を目指しています。自社製品のみに捉われず、柔軟なソリューションを提案していきたいと考えています。
お客様の課題は多岐にわたるため、特定の手法に限定することなく、SI開発や他製品との組み合わせ、システム間連携など、最適なアプローチを常にお客様とともに模索していきたいですね。
その一環として、インフラ構築や運用のような専門性の高い領域は信頼できるパートナーへお任せし、社内リソースはお客様の課題解決へ集中投下できる体制を固めていく方針です。インフラ環境の変化に合わせて、今後も最適な構成についてご相談できればと考えております。
今後の展望と、ハートビーツに対するご要望やご期待がございましたらお聞かせください。
中山様:引き続き、AWSのコスト最適化やセキュリティ強化に関する継続的なご提案をいただきながら、スケーラブルなインフラ基盤の維持・運用をサポートしていただきたいです。
セキュリティ観点では、一次的なイベント起因のアクセス変動や、社会情勢を踏まえたサイバー攻撃への対策など、お客様の投資判断に寄り添いながら一緒に考えていければと思っています。
現在は、AIを活用したソリューションの開発にも試験的に取り組んでいます。AIの活用方法も含め、新しい領域について一緒に可能性を探っていけると嬉しいです。今後とも変わらぬご支援をお願いいたします。
※組織や業務内容など、インタビュー内容は取材当時のものです。
2026年7月
企業プロフィール
| 企業名 | 株式会社シャノン |
|---|---|
| 創業 | 2000年8月25日 |
| 事業内容 | ・マーケティングクラウド、CMSの提供ならびにソリューションの企画・開発・販売 ・マーケティング、CMSに関連するコンサルティング・アウトソーシングサービスの提供 |