ネットイヤーグループ株式会社様 | 株式会社ハートビーツ|AWS・クラウド・サーバーなどのインフラ運用を24時間365日サポート

導入事例

ネットイヤーグループ株式会社様

24時間365日止まらないサイト運営を実現。サーバーダウンを一度も起こさず、情報を安定的に提供できる環境を構築

課題
・羽田空港は公共性の高いインフラであるため、自然災害時や交通機関の乱れが発生した際にWebサイトへのアクセスが急増しやすい。
・24時間365日止まらないサイト運営を維持するため、監視・運用体制の負荷が大きな課題となっていた。
結果

・アクセスが集中する災害時や繁忙期においても、サーバーダウンすることなく安定して情報を届けられるようになった。
・夜間や休日のアラート対応から解放され、本来注力すべき業務に集中できるようになった。

提供サービス

ここに注目!

    突発的なアクセス増でサーバーが不安定になるリスク、監視・運用体制の負荷が課題に

    生成AIを活用した革新的なマーケティングソリューションを展開しているネットイヤーグループ株式会社様。

    デジタルマーケティング領域におけるコンサルティングや、デジタルコンテンツの企画・制作、システム開発などに生成AIを活用し、企業経営の高度化や顧客エンゲージメントの強化をサポートされています。

    今回は、同社でプロデューサーを務める黒沼様、エンジニアの竹中様に、ハートビーツのサービスを導入した背景や決め手、導入後に実感されている効果についてお話を伺いました。

    現在ご担当されている業務や、貴社での役割についてお聞かせください。
    黒沼様:現在、羽田空港様のWebサイトにおけるプロデュースおよびプロジェクトマネジメントを担当しています。Webサイトに加え、「Haneda Navigator」というアプリケーションの設計・構築から、運用・改善までを担っています。プロジェクト全体の体制は、弊社メンバーと業務委託パートナーを含めて約20名です。

    羽田空港様から共有される定常的なお知らせやニュースをもとにCMSの更新を行ったり、Webサイトユーザーの意見を分析し、その結果をもとに新たな施策をご提案したりといった業務も担当しています。

    竹中様:羽田空港様のWebサイト周りのインフラ管理もご支援しており、これまでSaaS型CMSの活用に関するご提案にも携わってきました。現在は、インフラの運用をハートビーツさんにお任せし、コンテンツの運用は弊社が担うという役割分担になっています。
    ハートビーツのサービスをご利用いただく前には、どのような課題があったのでしょうか?
    黒沼様:羽田空港は公共性の高いインフラであるため、台風や降雪といった自然災害時や、交通機関に乱れが生じた際には、Webサイトへのアクセスが急激に集中するという特性があります。離発着先の天候にも左右されるほか、海外から羽田空港を利用される方のアクセスもあるため、ユーザー数そのものが多く、アクセス集中のタイミングを事前に予測しにくい面もあります。

    以前は、こうした突発的なアクセス増加によってサーバーが不安定になるリスクや、24時間365日止まらないサイト運営を維持するための監視・運用体制にかかる負荷が大きな課題となっていました。

    竹中様:特に有事の際、Webサイトが「つながらない」状況は利用者の不安に直結します。そのため、インフラの可用性確保は最優先事項でした。当時は羽田空港様のオンプレミス環境でWebサイトが稼働していましたが、こうした懸念もあり、アクセス負荷に耐えうるAWSへの移行をご提案したという経緯があります。
    インフラ基盤としてAWSを選定された背景や、現在ご利用中のAWS構成について教えていただけますでしょうか。
    竹中様:私自身は当時のメンバーではありませんでしたが、オンプレミスからクラウドへ移行するにあたり、移行負荷やリスクを考慮し、実績の豊富なAWSが選定されたと聞いています。

    現在のAWS構成としては、Amazon CloudFrontとS3を中心に、WAFやRoute 53を組み合わせ、バックエンドの処理にはAWS Lambdaを利用するなど、極力サーバーレスな構成としています。CloudFrontのキャッシュ機能を活用することで、突発的なアクセス増加にも対応できるようにしました。さらに、攻撃に備えてAWS Shield Advancedも導入しています。こうした構成により、アクセスが増えても止まらないWebサイトを安全に実現できるよう設計しています。

    一方で、CMSについてはサーバーレス構成が難しいため、Amazon EC2を1台利用し、そこからS3へコンテンツを配信する構成をとっています。

    サーバーダウンを一度も起こさず、災害時や繁忙期も安定した情報を提供

    ハートビーツを選ばれた背景や決め手を教えていただけますでしょうか?
    竹中様:ハートビーツさんには初期の設計・構築段階からプロジェクトに参画いただいており、その経緯から運用についてもご依頼することになりました。特に評価していたのは「AWSをはじめとするクラウドインフラに対する深い知見」と「24時間365日の有人監視体制」の2点です。単にサーバーの状態を監視するだけでなく、アクセス急増時を見据えたオートスケール設定やセキュリティ対策など、インフラ設計の段階からプロフェッショナルの視点で提案いただけた点を高く評価しています。

    また、AWSへ移行してから5〜6年が経過していますが、万が一トラブルが発生した際にも、エンジニアの方が即座に対応してくださるという安心感があります。
    導入後、どのような効果を実感いただいていますか?
    竹中様サイト稼働の安定性が劇的に向上したと感じています。実際にAWSのサーバーレス構成へ移行してからは、Webサイトがダウンしたことは一度もありません。アクセスが集中する災害時や繁忙期においても、安定して情報を提供できるようになりました。

    運用面では、インフラ監視の一次切り分けからハートビーツさんにお任せできるため、私たちやクライアントが夜間や休日にアラート対応に追われることがなくなりました。重要な場面では自社も関与しますが、実務の8〜9割を任せられるようになり、大変助かっています。

    黒沼様:その結果、サイトの改善やコンテンツの企画立案といった、本来注力すべき業務に専念できる体制が整いました。現在は、UI/UXの向上に加え、Webサイトとアプリケーションのリソースを共通化することで、運用効率の向上にも取り組んでいます。
    ハートビーツをご利用いただいて、特に印象に残っているエピソードはありますか。
    竹中様:過去に大型の台風が接近した際の対応が特に印象に残っています。多くの空港で欠航が相次ぎ、Webサイトへのアクセスが通常の数十倍に跳ね上がりました。その際、こちらから連絡する前に、ハートビーツさんが異変を検知し、状況を報告してくださいました。

    弊社側でログを常時監視するのは難しいため、迅速に検知・共有いただけたのは非常に助かりました。自社だけでは対応が難しい課題に対しても積極的にご協力いただける、パートナーとしての頼もしさを強く感じています。

    また、2025年に海外からの攻撃予告に伴いDDoS攻撃を受けた際も、サーバーを落とすことなく稼働を継続できました。何かあった際にすぐ相談できる体制が整っており、主にタスク管理ツールを通じて迅速にやり取りができる点も心強いですね。

    黒沼様:現在は、ハートビーツさんと3か月に1回ほどの頻度で定例会を実施し、定期的にコミュニケーションを取っています。そこで日頃の不明点や相談事項をまとめて共有し、解決につなげています。

    変わらぬ安定稼働とAI活用の積極的な提案に期待

    外注先を決めるプロセスにおいて、重要視されていることは何でしょうか?
    黒沼様:単なる発注者と受注者の関係にとどまらず、「同じゴールを目指すパートナー」として併走できるかを重視しています。技術力やコストパフォーマンスはもちろん重要ですが、それ以上に「羽田空港を利用されるお客様にとって何が最善か」を主体的に考えてくれる姿勢を大切にしています。

    ハートビーツさんは、羽田空港様のコストメリットを考慮したAWS請求代行サービスを提案いただくなど、柔軟かつ具体的な支援をしてくださっています。

    竹中様:今では「インフラ周りといえばハートビーツさん」という認識が社内でも定着しており、専門的な知見をもとにご支援いただけていることを、非常に心強く感じています。
    今後の展望と、その過程でハートビーツに期待することをお聞かせください。
    黒沼様:デジタルとリアルの垣根をなくし、空港体験そのものの価値を向上させることを目指しています。 Webサイトは単なる情報閲覧の場ではなく、空港という空間への入り口です。お客様一人ひとりのニーズに応じてパーソナライズされた情報提供や、スムーズな移動を支援するDXを推進し、「世界最高水準の空港体験」をデジタル領域からも支えていきたいと考えています。

    今後はIoTやAIを活用した新たなサービスの導入などにより、インフラに求められる要件もさらに複雑化していくと考えています。ハートビーツさんには、これまでと変わらない安定稼働の維持に加え、最新のクラウド技術やセキュリティトレンドを踏まえた「次の一手」となるインフラ改善提案を、今後も期待しています。

    竹中様:昨今のAI活用の広がりを受け、弊社としても今後さらなるAI活用を推進していく方針です。業務領域を問わず、AI活用に関するご提案もいただけたら大変助かります。


    ※組織や業務内容など、インタビュー内容は取材当時のものです。
    2026年2月

    企業プロフィール

    企業名 ネットイヤーグループ株式会社
    創業 1999年7月7日
    事業内容 コンサルティングやデジタルコンテンツの企画制作、システム開発、マーケティングツールの企画販売

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