トラストバンク様

最も大切なサービス開発業務に注力できる

急増するアクセスに対して、適切な設計から運用までをアウトソーシングしたい

↓

サーバ管理、運用、監視、一次対応のマネージドサービスをご提供。
サービスを止めないシステム構築をご提案、障害時も素早く対応します。

ここに注目!


ハートビーツを利用するきっかけはなんですか?


清河

2012年に立ち上げた『ふるさとチョイス』ですが、『ふるさと納税制度』と『ふるさとチョイス』を通じて、都市部に集中している「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」の4つの資源が地域に循環し始めています。現在ではふるさとチョイスは全国に1788ある全ての市区町村(自治体)の情報をWebサイトに掲載し、2018年4月時点で1300強の自治体へのふるさと納税が可能になりました。ふるさと納税サイトを最初に始めたこと、利用できる自治体数が多いこと、マイページ機能をはじめ全体的なサイトUIの使い勝手がよいことなどから、『ふるさとチョイス』は、ふるさと納税サイトの中では日本最大規模の利用者数があります。

 「ふるさとチョイス」は24時間×365日稼働しており、サービスのインフラ基盤も含めてサイトの運用はそれに対応した態勢を取らなければいけませんでした。しかし、サイト開設当時は会社を立ち上げてわずか5ヶ月というベンチャー企業で、サービスのインフラ基盤関連の担当者はごくわずか、サーバーの立ち上げなどの作業も他の社員の協力を得ながら行っていました。それでも最初はアクセスも少なかったので、対応可能だったのですが、次第に規模が拡大、アクセス数も増え、2015年12月には月間ページビューが1億PVを越えるまでになりました。

高橋

利用者も多くなる中で、サイトがダウンすると、たくさんの人に迷惑をかけてしまいます。企業の社会的責任から見ても問題だという話になり、2016年秋頃からサービスのインフラ基盤周りのアウトソーシング先を探し始めたのがきっかけです。


抱えていた課題はどんなものだったのでしょうか?



高橋

ふるさと納税は1月1日から12月31日までの間に行った自治体への寄附について、その自治体から届く寄附金受領証明書を翌年2月から3月にかけての確定申告期間に提出、税金の還付・控除を受けます。そのため、「ふるさとチョイス」へのアクセスは申告年度最終月である12月に集中し、特に最終日の大晦日に集中します。
2016年アクセスが集中し出す直前の11月末、サーバーが不安定な状態になるという課題がありました。
このままでは12月のアクセス集中を乗り切れないと考えたトラストバンクでは、サービスのインフラ基盤に詳しい複数の事業者に相談し、サーバーが不安定になる原因を究明するための調査を行いました。その中で原因を突き止め、問題点を一番的確に指摘したのがハートビーツでした。

清河

アクセス数が増え始めている中、20CPU搭載のさくらのクラウドの基盤(物理基盤)で、5~10CPUのサーバインスタンス(仮想マシン)を使用すると、性能が頭打ちになってしまう状態になっていました。ハートビーツからの回答では、複数のユーザが同じサーバーを使いすぎて、相乗り状態になっているという、当社外で起こっている問題が起因しているというものでした。実際、その通りだったので、ハートビーツへの信頼が、それからさらに高まりました。


ハートビーツを選んでいただいた理由は何でしょうか?



高橋

2016年12月のアクセス集中期を乗り切ったトラストバンクでは2017年初めから、サービスのインフラ基盤の運用サポートをハートビーツのマネージドサービスに切り替えるための検討を開始しました。

ハートビーツから「ムダをなくし、問題発生時に調査が容易で、アクセス集中時にはリソースを追加しやすく、コストも低減可能なサーバー構成」の提案を受けて、2017年春にハートビーツの「マネージドサービス」の利用を開始しました。

現在では、サーバーの状態はハートビーツに監視してもらい、アクセス急増でリソースを急激に消費するような場合にスペックを拡張する態勢をとっています。2017年の(アクセスが集中する)12月、特に大晦日は昼頃から元旦の午前2時頃まで、ハートビーツのエンジニアにはサーバーの状態をモニタリングしながら、問題が起きたら直ぐに動けるように待機してもらいました。問題が生じた時には直ちに対応してもらえるようになっていたので、安心して大晦日を迎えることができました。

清河

『ふるさとチョイス』のサイトは、2018年3月に全面リニューアルを行い、デザインを刷新すると共に利用者の利便性を高めるためにいくつかの機能を追加しました。サイトリニューアル後、現在までふるさとチョイスサイトは安定して運用されています。ハートビーツのマネージドサービスを利用するようになって、以前はサーバー1台ごとにログインしなければ分からなかったリソース使用率が一目で分かるようになりました。

高橋

この3月のサイトリニューアルでも随分サポートしてもらい、無事プロジェクトも完了させることができました。私たちが曖昧な形でやりたいことを投げかけた時でも、技術的な面から検討した結果をきちんと提案してくれるので、感謝しています。


トラストバンクさまの今後の展開について



清河

トラストバンクでは、今後、ふるさと納税を活用して、自治体が地域の課題解決のための資金をクラウドファンディング型で広く調達する「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」を始めとして、ふるさと納税を通じた地域活性化に関連するサービスを増やしていく予定です。新規サービスの立ち上げなどにはまた新しいサーバー環境が必要になるので、ハートビーツと連携しながら、サービスのインフラ基盤を整備していきます。その取り組みを通して、トラストバンクは、地域が抱える社会課題を解決するプラットフォームを構築し、自治体や地域の事業者や生産者と目標を共有しながら、地域の産業と社会の発展に貢献していきたいと思っています。


最後に一言


トラストバンク様

 

ふるさと納税は大きな注目を集め、「ふるさとチョイス」を利用する人も増え続けています。そのため、サーバーの拡張や効率的な運用が必要で、解決すべき課題も次々に出てきます。今までと同様に積極的な提案をしてもらい、サイトの運営にご協力いただきたいと思います。

清河 宗一朗(きよかわ そういちろう)
株式会社トラストバンク 開発グループ グループリーダー 

高橋 圭一郎(たかはし けいいちろう)
株式会社トラストバンク システムグループ グループリーダー 

株式会社ハートビーツ

担当エンジニア

様々な課題をお客様と一緒に乗り越え、より安定したシステム環境を組み上げていくことに
弊社としても大変やりがいを感じております。
「ふるさとチョイス」を始めとしたお客様のサービスが安定的に稼働出来るよう、
引き続き全力を尽くす所存なので宜しくお願い致します。

株式会社ハートビーツ
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-28-11 小杉ビル5F

※所属組織、業務内容、取引状況、写真など、インタビュー内容は取材当時のものです。
2018年5月

企業プロフィール

株式会社トラストバンク

株式会社トラストバンク
企業名 株式会社トラストバンク
従業員数 2012年4月2日
事業内容

2012年4月設立。地域に「ヒト」「モノ」「おカネ」「情報」を循環させることで持続可能な社会の実現のため、主に自治体支援サービスを提供。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。同サイトは、約1億4,400万の月間PV数(2017年12月)、223万を超える会員数(2018年7月)、契約自治体1,300自治体超(2018年7月)、お礼の品登録数18万点超(2018年7月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。2013年9月、ふるさと納税制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング™」をスタート。ふるさと納税市場におけるリーディングカンパニーとして、寄附金の「使い道」を明確にする「ガバメントクラウドファンディング™」の普及活動を積極的に展開。2014年9月には有事の際にふるさと納税制度を通じて被災地を支援できる「災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国すべての自治体に無償でプラットフォームを開放。この仕組みで累計約30億円(2018年6月)の寄附金が集まり、寄附金は寄附先である被災自治体に直接届けられ、復興・復旧に活用されている。また、自治体職員を対象にしたセミナーなどを全国で多数実施。2016年7月、都心にいながら「ふるさと」を身近に感じられる場所として「ふるさとチョイス Café」(有楽町)をオープン。

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