株式会社Kaizen Platform様
頼れるパートナーに再び。丁寧な対応で運用の安心を取り戻す
- 課題
- ・AWS IPv4の有料化に伴いIPv6への移行を進めたが、移行後に監視障害が発生し、担当者の負担が増大していた。
・以前監視を依頼していた会社は、質問に対して明確な回答が得られなかったり、逆に質問される機会が多かったりなど、懸念点が多かった。 - 結果
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サーバー運用のプロが24時間365日体制で監視し、トラブルが発生した際も迅速に対応できる体制が整った。技術的な質問に対してもわかりやすく回答してもらい、安心してサービスを運営できるようになった。
提供サービス
ここに注目!
IPv6移行に伴う監視停止トラブル。他社への不満や不安が募りハートビーツへ回帰
- 企業のビジネス部門に伴走し、DXを加速するマーケティング&ITパートナーとして、
顧客体験を改善する「攻めのDX」で事業成長を支援するソリューションを提供しているKaizen Platform様では、これまで利用していた委託先の対応に、不満や不安が募っており、もともと信頼していたハートビーツに再び依頼することを決断されました。現在は、ハートビーツの柔軟かつ迅速な対応を通じて、他社との明確な違いを実感されています。
今回はハートビーツのサービスを選ばれた背景や決め手、実際にご利用いただいているご感想などについて、以下のメンバーにお話を伺いました。
・木暮様
・大迫様
・矢野様 - 現在ご担当されている業務や、貴社での役割についてお聞かせください。
- 大迫様:現在、私はシステムの開発から運用まで幅広く携わっています。監視はお任せしていますが、システム関連の業務は満遍なく関わっております。現在、矢野へ引き継ぎを行っています。
木暮様:現在のチーム体制は、開発を担当するエンジニアを含めて10人程度です。システムの運用・保守に加え、アプリケーションの開発・改修といった作業も並行して対応しています。現場レベルの対応は主に大迫が担っておりますが、私は責任者として、判断や方針決定が必要な場面で対応しています。 - 当社のサービスをご利用いただく前は、どのようなお悩みや課題をお持ちだったのでしょうか。また、ハートビーツを選ばれた背景や決め手についても教えていただけますでしょうか。
- 木暮様:もともとハートビーツの監視代行サービスを利用していましたが、当時はハートビーツがAWS請求代行サービスを提供していなかったため、請求代行は別会社に依頼していました。
その後、監視代行とAWS請求代行の両方を提供していた別会社にまとめた方が、コスト面で有利と判断し、ハートビーツから乗り換えました。
しかしその後、ハートビーツでもAWS請求代行サービスの提供が始まり、さらに他社の対応に対する不満や不安が積み重なったため、改めてハートビーツへの再依頼を決めました。コスト面でも大きな差はなく、それであれば、もともと信頼していたハートビーツにお願いすることとなったのです。
大迫様:弊社はKAIZEN ENGINEやKAIZEN AI CLOUDといったプロダクトをSaaSとして提供しています。最初にハートビーツと契約した際は、これらのプロダクトはAWSのEC2上で稼働していましたが、他社に乗り換えたタイミングでEC2を廃止し、ECSやLambdaへ移行しました。
弊社としては、EC2で実施していた監視のやり方をベースにして監視をお願いしていたものの、こちらの質問に対して明確な回答が得られなかったり、逆に質問される機会が多くなったりなど、負担を感じる機会が多くなりました。
再度ハートビーツに依頼する決め手となったのは、AWSのIPv4有料化に伴いIPv6への移行を進めていた際のトラブルです。IPv6への切り替え後、システム監視が度々停止する事象が発生し、何度も対応を依頼したものの根本的な解決には至りませんでした。
対応への不満や不安が積み重なった結果、このタイミングでハートビーツに再度、依頼することになったのです。もともと前担当者から引き継ぐ際にも、ハートビーツの評判の良さについて伺っていました。仕様書を見せながら丁寧な説明を実施してくれたり、監視の方法など非常に勉強になる点が多かったりするなどを事前に聞いていました。
木暮様:ハートビーツの担当者は、弊社側からの技術的な質問に対しても毎回わかりやすく説明してくれます。実際にサービスを利用して、サポートの丁寧さ・手厚さを改めて実感しましたね。
トラブルが発生した際にすぐに対応してもらえる安心感。技術的な相談も可能
- サービスを安定して提供するために、システムに求める必須の要件などはあったのでしょうか?
- 大迫様:弊社の場合、システムを監視するリソースや人員に余裕があるわけではありません。そのため、基本的に業務時間外の監視については完全にお任せしたいと考えておりました。またKAIZEN ENGINEについては、24時間365日正常に稼働させる必要があり、お客様のサイトに直接影響が及ぶ可能性があります。そのため抜け目ない対応を求めていました。
ハートビーツのサービスは、有人監視である点も大きなメリットだと感じています。KAIZEN ENGINEは、短時間ストップするだけでも顧客へ影響が及びます。常に担当者に監視してもらうことで、トラブルが発生した際にすぐに対応してもらえる安心感があります。弊社の顧客に対しても、有人監視を実施していることはサービスの信頼性向上につながっていると感じています。
- ハートビーツのサービス導入後はどのような効果を実感していただいていますか?
- 大迫様:社内にインフラの知識が豊富なメンバーは少ないため、大きな障害が発生した際に迅速に対応できるか不安があるのが正直なところです。ハートビーツという相談先が身近にあることは、サービスを運営する上での安心感につながっています。
監視対応に関しても、すべてを安心してお任せできる点は非常に心強く、以前の委託先と比較しても、その対応力には明確な違いを感じています。
木暮様:これまで特段大きな障害は発生していないのですが、ハートビーツは技術的な部分での相談窓口としても機能しています。何かあったら聞いたり、サポートしてもらえたりできるのは非常に大きいですね。
- AWS請求代行サービスの利用についてはいかがでしょうか?
- 木暮様:以前利用していた請求代行サービスの場合、アカウントのroot権限がなくコスト周りの最適化が難しい状態でした。ハートビーツのAWS請求代行サービスを利用してからは、弊社側でroot権限を持てるようになり、Savings Planの活用や、AWSが提供するコスト最適化の提案機能の活用など、コスト削減につながる便利な機能を自由に利用できるようになりました。
ざっくりとした依頼でも意図をくみ取り、柔軟な対応を実施
- ハートビーツをご利用いただいて良かったと感じていただいた印象的なエピソードは何かございますでしょうか?
- 大迫様:特に印象に残っているのは、画面をスクリーンショットして、監視してもらいたい箇所を四角で囲って、「こことここのメトリックを監視したいのでお願いします」といったざっくりとした依頼でも対応してもらえたことです。こちらの意図をくみ取った上で柔軟に対応してもらえるので、非常に助かりましたね。
矢野様:現在、大迫から引き継ぎを受けて、さまざまな文書を確認している段階ですが、監視対象やアラートの通知基準がわかりやすく整理されており、非常に助かっています。また、メーリングリストへの追加依頼にも翌日には対応いただけるなど、迅速な対応に感謝しています。 - 外注先を決めるプロセスの中で、重要視していることをお伺いしてもよろしいですか?
- 木暮様:委託先を切り替えた失敗経験を踏まえて、インフラに関する技術的な相談がどれだけできるか、わかりやすく説明してもらえるかといったことを何よりも重視しています。
AWSとGCP周りの対応をひとまとめにしつつ、今後は顧客アカウントの監視も依頼したい
- 今後の展望と、そこで必要となるハートビーツに対するご要望がございましたら、お聞かせいただけますでしょうか。
- 木暮様:弊社はAWSについてはハートビーツのサービス、GCPに関しては別企業のサービスを利用している形です。別々だと手間に感じるので、可能であれば一元的にお任せできる体制があるとありがたいです。今後は、顧客のアカウント監視などもお願いできたらと考えています。引き続きサポートしていただけたら幸いです。
※所属組織、業務内容、写真など、インタビュー内容は取材当時のものです。
2025年7月
企業プロフィール
| 企業名 | 株式会社Kaizen Platform |
|---|---|
| 創業 | 2017年4月3日 |
| 事業内容 | 企業のビジネス部門に伴走し、DXを加速するマーケティング&ITパートナーとして、顧客体験を改善する「攻めのDX」で事業成長を支援するソリューションを提供 |