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技術の最近のブログ記事

          

WireGuardによるマルチクラウド構成VPNの事例紹介

   

こんにちは、滝澤です。前回の記事『OctoDNSとGitLab CI/CDを利用した複数DNSプロバイダー構成の運用』に引き続き、社内事例を紹介します。

弊社ハートビーツではMSP(Managed Service Provider)サービスの可用性向上のために、社内基盤をマルチクラウド構成で運用しています。 複数のクラウド拠点のネットワークおよび事務所のネットワークとの間をWireGuardというVPNトンネルのソフトウェアで接続しています。 今回はこのWireGuardの利用事例を紹介します。

行っていることをまとめると次のようになります。

  • マルチクラウド構成(Azure, AWS, GCP)の各拠点と事務所のネットワーク間をWireGuardによるVPNで接続している。クラウド拠点間のレイテンシーはVPNルーター間で2〜4ミリ秒、分散システムのノード間で2〜6ミリ秒である。
  • ピア(対向ノード)毎にWireGuardのインターフェースを作成し、ルーティング制御にはルーティングデーモンのbirdを用いてBGPで行っている。
  • VPN自動構成ツールを開発して、仮想マシン(インスタンス)起動時にVPNルーター間の接続に必要な鍵生成と鍵交換と設定ファイルの生成を行い、自動でVPN接続するようにしている。
          

OctoDNSとGitLab CI/CDを利用した複数DNSプロバイダー構成の運用 - 後編:GitLab CI/CDの利用

   

こんにちは、滝澤です。 昨年(2019年)11月に開催された日本DNSオペレーターズグループのDNSOPS.JP BoFで発表した話を改めて本ブログで紹介します。

3行で説明すると次のような内容になります。

  • DNSゾーン管理ツール OctoDNS と
  • SCM(ソースコード管理)ツール GitLab のCI/CD機能を使って、
  • 複数DNSプロバイダー構成を運用する事例を紹介します。

前後編に分けて紹介します。

本記事は後編の「GitLab CI/CDの利用」になります。

          

OctoDNSとGitLab CI/CDを利用した複数DNSプロバイダー構成の運用 - 前編:OctoDNSの紹介

   

こんにちは、滝澤です。 昨年(2019年)11月に開催された日本DNSオペレーターズグループのDNSOPS.JP BoFで発表した話を改めて本ブログで紹介します。

3行で説明すると次のような内容になります。

  • DNSゾーン管理ツール OctoDNS と
  • SCM(ソースコード管理)ツール GitLab のCI/CD機能を使って、
  • 複数DNSプロバイダー構成を運用する事例を紹介します。

前後編に分けて紹介します。

本記事はは前編の「OctoDNSの紹介」になります。

          

happoメトリックサーバ Graphiteの移設

   

こんにちは。技術開発室の與島です。

ハートビーツでは現在、データセンタの物理サーバで稼働している自社システムをマルチクラウドの新基盤に移設するプロジェクトが進んでいます。
先日その一環として、監視システム happoのメトリックサーバをデータセンタの物理サーバからAzureに移設しました。

本エントリでは、その経緯と流れについて紹介します。

          

Fluent BitをCentOS6でビルドする

   

こんにちは。CTOの馬場です。

いままでFluentdを活用していましたが、 諸事情で Zero dependenciesメモリ利用量がFluentdの約1/100 を謳うFluent Bitに惹かれました。

Fluentd & Fluent Bit - Fluent Bit: Official Manual

これまた諸事情でCentOS6で使いたいと思ったものの、 公式リポジトリはCentOS6に非対応なので自前でビルドしました。

CentOS6でビルドする方法・事例が見当たらなかったので紹介します。

株式会社ハートビーツの技術情報やイベント情報などをお届けする公式ブログです。



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