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【2018年版】 今年多かったシステム・インフラ運用の相談内容

   

こんにちは、いろいろ担当の菱田です。

目次

読了目安:[4分未満]

  • リリースエンジニアリングの要件が増えている
  • 弊社のサービス提供範囲は基盤もOSもミドルウェアも
  • オペレーションは、アウトソースするべき?
  • 選定時の指標

11月に入り、だんだんと年末の足音が聞こえてくる季節ですね。 弊社オフィスが新宿御苑ですので、このあたりのイベントだと 花園神社の酉の市が有名ですが、私自身はまだ足を運んだことがないので 今年は時間を作って行ってみたいと思っております。

閑話休題

さて、今年も色々なお客様のシステム運用支援をしてまりましたが 今年は特に要求が変わってきたなと感じた一年でした。

何が変わってきたのか、それに対してどう提供しているのかを書いていきたいと思います。

リリースエンジニアリングの要件が増えている

弊社のお客様は、事業会社や開発会社が多いので、開発者のグループ、またはそのカウンターに立っているインフラ基盤のチームが顧客となります。

細かな要求やその品質の違いは多少あるのですが、今年の相談の最多は

リリースエンジニアリング含めたインフラの監視運用

でした。お客様の言葉を借りてもう少し端的に伝えると

私たちから見るとデプロイする先は全部「インフラ」なのでまるごとよろしく頼む!

という感じです。アジャイルソフトウェア開発、スクラムでの開発とともに、継続的インテグレーション(CI)・継続的デリバリー(CD)が一般的になりつつある中で、クラウドのインフラの定義が

基盤とOS から

基盤とOS、それを取り巻くソフトウェア

までになりつつあります。

定義が変わると要求事項も当然変わるわけで、前述の

私たちから見るとデプロイする先は全部「インフラ」なのでまるごとよろしく頼む!

となるのも頷けます。

弊社のサービス提供範囲は基盤もOSもミドルウェアも

要求が変われば、提供範囲も変わると思いきや、弊社では 基盤・OS・ミドルウェア までが

マネージドサービスという形で提案・提供をしているので、この要求にも特段困ることなくサービスを提供しています。

弊社ではMSP事業と開発事業2つが存在します。

DevelopmentとOperationsを1つの会社で持っている、またOperationsのほうが

歴が長いという稀有な会社です。

そして、近年の取り組んできた 機械化 の技術面では

  • Infrastructure as Codeの活用
  • ソフトウェアエンジニアリングの活用:Serverspec, Ansible, Terraform, Gitlab, Jenkins, Python, Go 等々
  • コンテナ技術の活用:Docker, Kubernetes

があります。

上記を取り組んでいることもあり顧客に対して開発サイクルまで踏み込んで

成果を出すワークフロー/実装までのニーズに応えられるようになってきたのかなと感じています。

オペレーションは、アウトソースするべき?

会社のブログなのでどう書いてもポジショントークなりますが(笑

私は外注したほうがメリットがある会社が多いと思っています。

インフラの分野に特化したエンジニアは非常に少ないため、採用コストが高く採用計画が立てにくいというのが最大のデメリットです。弊社でもそれを理解しているので、中途採用よりも新卒・未経験者の教育に注力している面もあります。

事業会社も二極化してきているのを肌で感じます。

メガベンチャーや大企業では人材採用も豊富にできるので、上記のデメリットを打ち消し、内製することでノウハウの蓄積、研究開発に生かすことができます。

急激な成長するスタートアップやゲーム企業、B to Bサービスなどの企業などはインフラに関するコストコントロール・注力分野以外は外部のノウハウを利用という観点では、メリットになります。

選定時の指標

外部のノウハウというのは非常にメリットが高いのですが、そのノウハウをどの程度持っているのかを選定指標になっているなと感じています。

合わせて

  • そのノウハウが組織で均一化/共有されている
  • 似たようなアプリケーションのシステム運用の経験がある
  • 今・そして先々まで見越したシステムの監視運用の提案までできる

というところまでが選定の評価対象になっているなと感じた1年でした。 ぜひ、基盤・OS・ミドルウェアまででお困りのことがあれば一度ご相談ください!

目次

読了目安:[3分]

  • インフラエンジニアの魅力とは?
  • インフラエンジニアに今後求められるスキルとは?
  • 磯崎の、○くじり先生的なお話 就活_社会人
  • まとめ
  • 最後に

120名ほどの専門学生の皆さんに、インフラエンジニアの魅力や就活についてお話してきました。

ハートビーツ人事の磯崎です。

2018年9月25日(火)に開催された日本MSP協会の企画で、岩崎学園情報科学専門学校の授業の一コマをお借りして、専門学生の皆さん向けにお話をしてきました。

今回の企画は、「インフラエンジニアの魅力と今後求められるスキル」をメインテーマとしたもので、わたしは後半での参加企業紹介のプログラムでお時間をいただきました。

そこで、本ブログでは、わたし自身が感じたインフラエンジニアについての想いと、これから就活を行う皆さんへお話した、就活アドバイスについても簡単にご紹介してみようと思います。

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トイレ待ち行列の解消について

   

こんにちは。ハートビーツの管理部門担当の前川です

業務利用PCを新しくMacBookProに変更したところTouchbarの有益な利用方法が迷子です(近況)

男性比率が高い(85%)私達のような組織は男性トイレに負荷が集中して適切なロードバランスができなくなってきます...

そのため

・トイレに行ったら全部利用中でしかたなく席に戻る
・そろそろ空いたかな?と思ってトイレにいったらまた埋まってる
・ツラみしかない...

みたいなことになりがちです

そこで今回は
『トイレ空いてなくてつらい→解消したい→でもトイレ増やすの無理じゃね?→既存トイレをうまいこと使うしか無い...!』
的な発想で行ったトイレ待ち行列の解消策について書きました

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2018年度 第1四半期のカジュアルな業績レポートを書いてみた

   

目次

読了目安:[5分未満]

  • まとめ
  • 四半期毎の事業状況の共有をする
  • 本題の2018年度 第1四半期はどうだった?
  • ハートビーツはどうなって行くのか

2018年度 第1四半期のカジュアルな業績レポートを書いてみた

こんにちは。ハートビーツの菱田@kenta_hiです。

今日も技術的な話ではなく、ハートビーツでは事業をどのような流れで運営をしているのか、

その結果2018年度の第1四半期はどうだったのか?

そして、ハートビーツはどのような会社になっていきたいのか

みたいなことをお話したいと思います。

ちょっとスタイルを変えて、まとめから書いています。なのでお時間がない方はまとめさえ見れば、内容はほぼ押さえられます(笑

まとめ

  • ハートビーツでは四半期毎に事業業績情報を社内公開しており、誰でもアクセスが可能
  • FY18 Q1 の重要な指標は99% と未達ではありましたが、昨年対比120%の成長とまずますの結果
  • ハートビーツの未来像では余裕がキーワードになっているけど、どう実現できるかはまだ道半ば

四半期毎の事業状況の共有をする

ハートビーツでは、四半期に一度全社向けに事業状況の共有を行なっています。

年間で見ると以下のスケジュールです。

  • 6月 キックオフ
  • 9月 Q1報告会
  • 12月 下期キックオフ
  • 3月 Q3報告会

各部門の責任者が全員の前で発表するスタイルで行なっており、発表資料は社内ポータルに掲載し、誰でもアクセスできるようになっております。

未上場の会社ですし、外部株主もいないので、本来四半期毎にレポートする必要はありません。

資料作ったり、そのために振り返り作業が各部門で発生するので、多大なコスト(作業時間・会議時間のリソース確保)を支払ってるなという感覚があります。

それを支払ってでも、得たいものとは何か?というのがあります。

日々の業務をこなしていると、何のためにやっているのか、その活動がどうだったか?と振り返る機会もないので

一旦立ち止まって考える

という機会を作る。 そして、

また前を向いて未来を考える

という作業は大事だと思って実施しています。

本題の2018年度第一四半期はどうだった?

流石に詳細情報はお出しできないので、昨年の同時期(FY17 Q1)・各項目を100と定義して簡略的に情報公開します。

  • FY18 Q1
  • 売上:118 ( YoY : +18% )
  • 重要な指標の実績:120 ( YoY : +20% )
  • 重要な指標の目標対比:99%

FY18 Q1 は昨年対比20%の成長率となっているので非常に高い結果ではありましたが、目標は1%の未達でした。

重要なKPIとは、お客様に毎月お支払い頂いている運用費用です。

これがハートビーツが一番重要視している指標になります。 ハートビーツは、お客様のクラウド環境をお預かりして24時間365日運用しております。

自分たちの技術を多くのお客様に提供し、一社でも多くインフラの困りごとを減らし、本業注力できる経営環境を作るのが、ある種私たちの使命と捉えています。

だからこそ、毎月お支払いいただく費用の積み上げを1つ重要な指標としています。

ハートビーツはどうなって行くのか

数値的な見通しは、ある程度把握できているので、もっと中長期での視点でどうしていきたいかという話です。

外部視点と内部視点、2つあるのですが、以下は内向きな話です。

様々な議論をしているのですが、余裕 というのがキーワードになっていると感じています。

例えば、ハートビーツでの生活ってこんなんが理想的 って話だけでいうと

- 業務の範囲でOSSのために週1日は稼働できる
- 技術力を磨くために、研修や勉強会へ気兼ねすることなく行ける
- 検証のためにちゃんと大きくリソース確保して、技術検証を行える

とかとか。技術の会社なので技術によった話になってしまうのですが

エンジニアがエンジニアであり続ける環境ってなんだろうね

みたいなのが思考の発信点になっています。

ただ、他の職種も 余裕 があると、様々なチャレンジをしやすいというのは得てしてあるかなと。

一方で、外部視点、お客様に向いた時の話ですが、実は内部を充実させることが結果お客様のためになるのではないかなというのが、ここ最近の感想です。

ハートビーツの強みは、技術力が高い ではなく

課題発見能力と課題解決能力の高さ

が、チームで動くハートビーツの技術力の高さに繋がっています。

それを提供するのは、ハートビーツに所属しているみんながチームとして提供しており、最小単位でみると所属している です。

要するに、サービスをよくするためには、ハートビーツに所属している人の生活(業務時間だけでなく、そのみんなの人生全て)が充足したものにできれば最終的にサービスが向上するのではないかなと。

その結果、お客様へ提供できるサービスも、また一段と変わったものになるだろうという考え方です。

まだまだ道半ばのことが多くあるので、いつまでにどうなっていたいか、というのは議論をまだまだ深めなければいけない状況ではあります。

別の話で事業体として売上・利益をどうすべきか?みたいな話はあります。

また、それは別の機会に記載したいと思います。

          

(4ヶ月前に)開発事業はじめました

   

目次

読了目安:[6 分]

  • (4ヶ月前に)開発事業はじめました
  • ハートビーツだからできる開発の話
  • 組織と人の話
  • 最後に

(4ヶ月前に)開発事業はじめました

こんにちは。ハートビーツの菱田@kenta_hiです。

ハートビーツでは、2018年4月5日から開発事業部を立ち上げました。

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ビジネスサイドは私、エンジニアは渡辺さん_通称:ナベさん(kaz29 (Kaz Watanabe) · GitHub)の 2名体制小さな小さなチームです。2018年9月に1名ジョインするのでようやく3名体制になります。

渡辺さんと仕事を3ヶ月一緒にしております。 毎日大変ではありますが案件をカタチにしていく作業、お客様と継続的な関係を築いていく様 そして、自分たちのチームをどうのような色を持って組織として作っていくのか話し合っています。

今、私たちが考えている開発に対しての考え方や組織の在り方について記しておきたいと思います。

ハートビーツだからできる開発の話

ハートビーツの主な事業は、AWSやAzureなどのインフラ運用を請け負うマネージドサービスプロバイダー(MSP)です。 ですので、いろいろなお客様からいただくのは、インフラ運用に関わるご相談が中心です。 そして、お客様とお付き合いが5年以上にもなると

PHP5.2で運用しているんだけど、アプリケーションと使ってるパッケージの問題でOSバージョンアップできない!
しかも、それ開発した人はいないんだよね。どうしたらいい!?

といったご相談をいただきます。 僕らはアプリケーションの改修や保守を定期的に手がける提案をし準委任という形で関わっていきます。

今ですとお客様からの理解も得やすくなっていますが、ソフトウェアやインフラは 植物のように育てていく必要があります。 定期的に適切な量の水・土、肥料を加え、手を加え育てることと同じように ソフトウェアも多くの人に使われるよう修正や定期的なメンテナンスを繰り返していきます。

開発して終わってしまう受託ではなく、お客様と一緒に大きなソフトウェアに育てていきたいという思いを持っています。

また、ソフトウェア開発だけに留まらず、サービス企画やその事業計画にもコミットしていきたいと考えています。 開発の前工程の部分ですね。 アイデアを形にしていく作業を行い、事業にどう向き合ってい、その事業を組み立ていく。 そんなプロジェクトをもっと増やし、ハートビーツがいると企画・開発・運用まで一気通貫できるようになるというのが理想像です。

組織と人の話

仕事をする上で一番重要視しているのは誰と仕事をしたいか がとても重要だと思っています。

じゃあ、ハートビーツってどんな人たちで形成されているんだろうという話をみんなで ちょうど話し合ってタイミングで。その時まとまったのが3つの属性があがりました。

技術がある
前向き
真面目で真摯で誠実

技術があるという点が特徴的ですね。ここでの技術は開発技術という話をしたいのではなく 会社にいる全ての役割(エンジニア、運用、営業、ファイナンス、労務、マネージメント、経営など)の人が 仕事を通じて獲得する能力のことです。

僕らは、どの役割においても

やっている仕事にプライドを持つ

という思いがつまっています。そして、各々が役割であり、上下ではないことも重要です。 仕事上、ミスや失敗はついて回るものです。 ミスや失敗した人に向き合うのではなく、事象に対して向き合うべきなのです。

すまん! ええんやで

という精神がとても大事です。

許容できる寛容さ、そうさせる人としての在り方が求められる というのがハートビーツの良さであるのかなと思っています。

だから、ガチッとした階層型組織で決められた仕事をこなすことが得意という人だと弊社では辛いのかな。

ルールはありますが、どのように自分の役割を達成していこうか、と試行錯誤することを楽しんでほしいなぁ...という思いがあります。

開発言語・開発範囲の話

菱田はエンジニアではありません。Delphi/C++Builderを売っていた経験はあります!(笑

渡辺さんはPHPカンファレンスの実行委員をしており、PHPが大好きです(笑

全然、関係ないっすね...

さて、ハートビーツでは開発事業を行う前からCTOの馬場(@netmarkjp)がコードを書けるようになる ということを推奨していますし、技術開発室では自社プロダクトをリリースしています。 happo-agent - Yet another Nagios nrpe を公開しました - インフラエンジニアway - Powered by HEARTBEATS これ以外にも内部利用のプロダクトが複数存在しております。

開発事業では、開発言語はお客様によって様々です。 ここ最近多いものとしては、

PHP
React Native
Node.js

が案件として多いです。

開発範囲もクライアント・サーバサイドの全体だったり、一緒に開発するチーム内のスキルによって、クライアントだけ・サーバサイドだけ、と切り分けて開発していたりします。 先に記載した通り、常駐や人材派遣は行わないので全て自社持ち帰りでやっております。 開発環境は弊社のオフィスが中心で、フルリモートは行なっておりませんが、適宜リモートワークを実施してます。

最後に

開発事業部ではエンジニアを募集しております。お仕事の相談は非常に多く、全てのご相談に答えられておりません。 わちゃわちゃしている少数のチームですが、今から育てていく組織なので、一緒に参加して、楽しめる方と一緒に働きたいなと思っています。

応募はWantedlyでしておりますので、興味を持ったら是非応募お願いします! 自社内開発&直請負案件100%!企画~開発運用まで携われるエンジニア求む!

株式会社ハートビーツの技術情報やイベント情報などをお届けする公式ブログです。



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