前回と同様に、nginx.orgのパッケージからインストールしたnginxが提供している設定ファイルをサンプルとして説明を行います。
今回はnginxのバーチャルサーバの設定を確認していきます。なお、「バーチャルサーバ」はApache HTTP Serverで言うところ「バーチャルホスト」のことです。
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前回と同様に、nginx.orgのパッケージからインストールしたnginxが提供している設定ファイルをサンプルとして説明を行います。
今回はnginxのバーチャルサーバの設定を確認していきます。なお、「バーチャルサーバ」はApache HTTP Serverで言うところ「バーチャルホスト」のことです。
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リバースプロキシ/ロードバランサ配下のApache HTTP Server(以降、単にhttpdと記す)ではmod_rpafというモジュールを使用すると、アクセス元のIPアドレスを正しく取得して、そのIPアドレスでログに出力したり、アクセス制御を行ったりすることができるようになります。
今回の記事の前半ではこのmod_rpafについてインストール方法や設定方法について説明します。
後半ではmod_rpafを使ってもアクセス制御ができない問題が発生して、それを解決した経緯などを紹介します。具体的にはロードバランサとしてAmazon Elastic Load Balancingを、プロキシサーバとしてnginxを、バックエンドサーバとしてAmazon Linux 2011.09のhttpdを使ったときにアクセス元IPアドレスによるアクセス制御がうまくできない問題が発生しました。このあたりにご興味のある方は是非ご覧ください。少しだけソースコードを読めるITインフラエンジニアがトラブルシューティングをした簡単な事例としてみていただければと思います。
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今回と次回の2回に分けてnginxの設定について紹介します。今回の前半は設定ファイルの構成について、後半は設定ファイルのサンプルを元に設定ディレクティブについて説明を行います。
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前回はnginxの概要を紹介しましたが、今回はnginxのインストールについて紹介します。なお、設定については今回紹介する予定でしたが、文章が長くなってしまったので次回にします。
「百聞は一見にしかず」ということで、実際にインストールして体験してみましょう。
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