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運用グループチーム1 「1on1のホンネ」

   

こんにちは。 運用グループ所属の安藤です。

今回は「1on1のホンネ」と題しまして、私の所属するチームの1on1ミーティングに対する率直な意見をご紹介します。

1on1ミーティング(以下1on1とする)とは、短いサイクルで実施する上司と部下の1対1の面談です。話す内容に決まりはありませんが、主に部下が近況報告や悩み相談等をします。上司が部下に寄り添って対話をすることで部下の能力を引き出すことが主な目的となります。

1on1は様々な会社で取り入れられており弊社でも実施しておりますが、実際のところ皆は1on1という取り組みをどのように思っているのでしょうか。私の所属する運用グループチーム1のメンバーに対してヒアリングをしてみました。ヒアリングはメンター(話を聴く上司)とメンティー(話をする部下)それぞれを対象に実施しました。

※1on1に関しては弊社の山口が研修後の運用グループでのサポートと取り組みにて紹介しておりますので、詳細はそちらの記事を参考にしてください。

ヒアリング対象メンバー

  • メンター(上司)
    • T.Y:運用グループチーム1 チームマネージャー
  • メンティー(部下)
    • K.N:運用グループチーム1 メンバー(入社4年目)
    • N.I:運用グループチーム1 メンバー(入社2年目)

ヒアリング

メンター(上司)

▶ メンターのT.Yさんにとって、1on1とはどのような場ですか

T.Y
「メンティーに直近の振り返りの場として使ってもらいつつ、今後の仕事・やりたいことにつなげられるような場にしたいと思っています」

▶ メンターとして意識していることはありますか

T.Y
「1on1が終わった後でメンティーに『1on1で話が出来て良かったな』と思ってもらえるように意識しています。特に困りごとや気になることなどに対して『とりあえず、こんな感じで進めてみようかな?』と、メンティーが問題に対して次のアクションをイメージできる状態で1on1を終えてもらえると、価値のある1on1になったなと思います」

▶ 1on1において難しいと感じることはなんですか

T.Y
「『メンティーに話をしてもらう』のが難しいと感じています。私自身が普段から話したがりで、ついつい自分から色々と話をしてしまいがちなので、そうならないように意識的に注意しています。あとは、『最近どう?』とか『気になることある?』という質問するとメンティー側も『いや、特にないです』という回答になりがちです。そういう聞き方は避けて『チーム内の話で今週気になってることとかあります?』など範囲を絞って聞いてみたりしています」

▶ 日々1on1を実施する中で「特に今日の1on1はよかった!」と感じることはありますか

T.Y
「1on1終わりにたまにメンティーから『相談できたんで行けそうです〜!ありがとうございます!』といったフィードバックを貰えることがあり、そういう時は『今日は上手くいったかもな!』と思っています」

メンティー(部下)

▶ みなさんにとって、1on1とはどのような場ですか

N.I
「メンターの人となりを知ることができる機会、また自分をメンターに知ってもらう機会だと思っています。普段リモートで仕事をしているため仕事中になかなか話をする機会が取れないのですが、相手のことを知れて自分のことも知ってもらえるので、普段の仕事がよりやりやすくなると感じています」

K.N
「『なんとなく思ってるんだけど』くらいの軽い話題を気楽に相談できる場ですね。チームマネージャーがメンターなので、チームマネージャーの人柄を知れる場でもあります」

▶ メンターとは本音で話せていますか

N.I
「話せていますね。1on1は1対1の空間でかなりフランクな雰囲気なので、悩み等のチームメンバー全員がいる場では話しづらいことであっても話しやすいです。話す内容はまじめな話だけではなくて、例えば私生活でハマってる趣味の話をしたりもしています」

K.N
「特に取り繕うこともなく普通に話せています」

▶ 率直に言って、1on1って必要だと思いますか

N.I
「必要だと思います。現在弊社ではリモートでの勤務が基本ですが、リモートの場合は相手の表情が見えにくいため対面での会話に比べてコミュニケーションが難しいです。そんなリモート勤務だからこそコミュニケーションの機会をより多く設けるべきだと思っていて、1on1はそんな重要な機会の1つだと捉えています。1on1が制度として設けられていることで、メンターの方と定期的に話す時間を確保できています」

K.N
「業務に関する相談事に限って言えば、1on1の時間でなくてもできるので、その観点で言えば必要性はないかもしれません。ただ『チームや複数人を巻き込むほどではないかな』という話題や意見をやりとりしやすく、個人的な仕事観などについても意見交換がしやすいことはいいなと感じています」

▶ 日々1on1を実施する中で「特に今日の1on1はよかった!」と感じることはありますか

N.I
「私は特に『今日の1on1はよかった!』と感じることはないですが、悩みがあれば話をしますし、毎回いい1on1だと思います」

K.N
「少し思い返してみましたが、特段良かったと感じたことはないかもしれません。逆に悪かったな、ということもないです。毎回充実しています」

考察

ヒアリングの結果を受けての考察です。

1on1の場が、部下であるメンティーが気楽に話せる場として機能しているか

1on1は部下のために行うものであるため、部下であるメンティーが気楽に話せる場であることが必要です。

メンターからは、メンティーが業務で十分に実力を発揮できるように「メンティーが話しやすいように具体的な質問をする」や「メンティーの課題に対して次のアクションの案を出すようにする」などの工夫をしながら1on1に臨んでいることが確認できました。そういった工夫の甲斐もありメンティーからは「本音で話せている」や「悩みを相談している」などの回答が得られ、1on1が気楽に話せる場として機能していることが確認できました。

1on1は必要とされているか

ヒアリングでは1on1の必要性に関してメンティーからポジティブな回答を得られましたが、メンティー2人の回答には差がありました。

経験の浅い社員(N.I)は「悩み相談や相互理解のために必要な場」という答えてくれた一方、経験豊富な社員(K.N)は「カジュアルに意見交換ができる場だが必須ではない」と答えてくれました。個人の性格による差もありますが、勤続年数の長い社員ほど職場に慣れて業務の悩みも減り、1on1の必要性も薄れてくる可能性があります。しかし、カジュアルに意見交換ができる場としては効果的であることがわかりました。

最後に

1on1に対する向き合い方は人それぞれであるものの、皆が「1on1はあったほうが良い」と語ってくれました。私も1on1はあったほうが良いと思っています。1on1できちんと悩み事を相談するようにしてみてからは日々の業務が少し気楽になりました。「やる気が出なくて困っています」といった上司には言いづらい内容の話にもきちんと向き合ってくれるので、本当に何でも相談できて非常に助かっています。

1on1ミーティングのメリットとともに、少しでも弊社の雰囲気を感じていただけましたら幸いです。

なお、弊社が導入しているリモートワークの詳細についてはぜひ下記をご覧ください。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000093709.html

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