こんにちは。エンジニアリンググループ所属の金子です。
ハートビーツでは様々なプロダクトを使用しています。 今回社内紹介の一環として社内システムや運用方法について紹介します。
社内システム
ハートビーツでは業務の効率化のため、様々なプロダクトやソフトウェアを使用しています。 使用しているものはOSS(オープンソースソフトウェア)や提供されているサービスだけではなく、自社で開発したものなど多種多様なものがあります。
使用しているものを一部ご紹介します。 当社で利用しているOSSや提供されているサービスは以下の通りです。
- Nagios
- 監視ツール
- Redmine
- 自社のタスクを管理するのに使用
- Backlog
- お客様とのコミュニケーション、課題管理に使用
- GitLab
- 社内のコード管理に使用
- Serverspec
- 構築したサーバの設定のテストに使用
- Slack
- 社内のコミュニケーションに使用
- Ansible
- サーバ構築時に使用
当社で自社開発して利用しているソフトウェアは以下の通りです。
- Kinjiro
- ドキュメントを自動生成するツール
- lookup
- 社内ポータルサイト
- hbdesk
- お客様に提供しているポータルサイト
上記であげたものは、ほんの一部で他にも様々なものを使用して日々の業務を行っています。
以下、自社開発のソフトウェアについて補足です。
Kinjiroは監視の仕様や手順などを自動でドキュメント化する生成ツールです。 過去に紹介した記事がございますので、よろしければご覧ください。
lookupは業務で必要な情報に素早くアクセスできるように作られたものです。 利用しやすいようにAPI機能も実装しています。
hbdeskは監視項目が確認できる機能やファイルマネージャー機能などを実装しています。 技術スタックなどについてはこちらの記事で紹介しています。
社内システムの運用
ハートビーツでは使用している様々なプロダクトやソフトウェアの運用保守や機能追加も社内のエンジニアで対応しています。
本人の希望や適正によってエンジニア一人ひとりに、担当するシステムが割り当てられ、複数人でチームを組み運用しています。
社内ネットワークのような大きな括りのものもあれば、Serverspec、Redmineといったソフトウェアごとに括られたチームもあります。
社内システム担当は部署やチームの垣根を超えてグループとなっているため、普段の業務ではコミュニケーションの機会が少ない人と親睦を深めながら、楽しく運用しています。
社内システム担当の仕事
サーバを使用して運用しているものはサーバ自体の運用保守もおこないます。 自社開発のツールについてはコードの管理を実施しています。
私が担当しているシステムはServerspec,Kinjiroで二つのチームに所属しています。 チームでは下記のような作業を実施しています。
- Serverspec
- 構築したサーバのテスト用のコードを管理
- コードのレポジトリは社内GitLabで管理
- Serverspecの検証、テスト
- 構築したサーバのテスト用のコードを管理
- Kinjiro
- Kinjiroのコードを管理
- コードのレポジトリは社内GitLabで管理
- サーバ上で動いているプログラムがあるのでデプロイなどを実施
- Kinjiroのコードを管理
日々の業務が楽になるように、使用していく中であがった要望について都度改善もおこないます。
例えば、Kinjiroでは今までにない新しい監視が実装されたとき、監視情報が自動的にドキュメントに記載されるようコードを修正しています。
また、Serverspecでは主要なミドルウェアでぜい弱性が確認されたとき、ぜい弱性が修正されているバージョンがインストールされているかのテストを追加しています。
実際に使用され、日々動いているサーバの運用から得られるものはたくさんあり、社内のシステムで得た経験や知識を業務に生かしています。
最近では、社内のGitLabのバージョンアップを実施した経験をお客様からGitLabのバージョンアップのご要望があった際に生かせられました。
終わりに
ハートビーツの社内システムや運用方法について紹介しました。
日々の業務をこなしながら社内システムの運用もこなすことは大変なこともありますが、得られる経験や知識がたくさんあり、改善をしていくことで日々の業務が楽になるためやりがいがあります。
以上、社内システムとその運用方法の紹介でした。