こんにちは。 コーポレート部 採用広報チームの磯崎です。
2021年は4回の完全オンラインインターンシップを実施しました。
なお、期間は2週間×3回、1ヵ月×1回の合計4回を実施し、それぞれのカリキュラムで若干の違いはありましたが、主にはインフラに関しての学びを得ていただける内容としました。
本ブログでは、実際にどのようなインターンシップを実施したのか、ネタバレしない程度にその内容をご紹介させていただきます。
まずは実施したインターンシップについて、カリキュラムや実施目的、扱う技術等についてまとめましたのでご覧ください。 内容によってスキルセットは多少変わりますが、実習方針は変わりありません。
インターンシップカリキュラム実習概要
- LAMP環境構築
- Webサイトが表示される仕組みの理解
- 監視実装
- 監視障害対応の疑似体験
- H-ISUCON体験
- コンテナを利用したWebシステム構築
実習で扱うスキルセット
Category | Technology Stack | |
---|---|---|
OS | Linux(CentOS) | |
Web server | Apache | |
Database | MySQL | |
Language | PHP | |
Cloud | AWS | |
Monitoring | Nagios | |
Communication | LINE、Scrapbox |
※カリキュラムの進捗が良い場合、以下の技術にも触れていただき追加課題に取り組んでいただきました。
- Terraform
- Prometheus
- Grafana
- Docker
期間
- 平日2週間〜4週間
- 10時〜16時(休憩1時間)
目的
- 技術の原理原則を理解することの重要性を学ぶ
実習方針
- 参加学生が自走して課題に取り組む
実習を通して得られること
- 困ったときに自力で原因切り分けをし自力で解決する力
その他インターンシップ全体を通して得られること
- インフラエンジニアの具体的な業務内容や働き方、キャリアプランについて
- ハートビーツの技術力の高さとその理由について
- 就職活動のポイントについて
以上がハートビーツのインターンシップの特徴です。
ポイントは実習方針です。全体的に、自分なりに試行錯誤しながら実際に手を動かしていただく時間を多く確保しています。
また、実習の中では「ちゃんと理解すること」に拘っていただきます。
例えば、とある技術について説明を求められた際に、以下のような状態であることはNGという前提で実習に取り組んでいただきます。
- なんとなくわかります!
- ある程度わかります!
- 少しはわかります!
あくまでも、自分の言葉で相手の知識に合わせて説明できてはじめて、「ちゃんと理解できている」といえます。 目的の通り、原理原則の理解を徹底的に求めますので非常に鍛えられるかと思います!
※障害切り分け実習中の作業画面です。指定されたコマンドをただ実行するのではなく、なぜそのコマンドを実行するのか、実行結果から何を読み取るのか等をしっかりと理解していただきます。
その他、参考までに参加いただいた学生からの感想もご紹介させていただきます。
学生からの感想例
- ただ実習生に予め答えを提示させて作業させるのではなく、ヒントを与えて自力で環境構築をさせ理解させていくカリキュラムが魅力的だった
- 全体的に実習ベースだったためか、理解のしやすさとまとめやすさがあって、しっかり自分の技術力に落とし込む事ができました。
- 実習内容も学校では体験できないものばかりでとても新鮮で楽しく取り組むことが出来ました。
- 現役エンジニアの方と座談会を設けてくださったおかげでさまざまなことを考えるきっかけになった。(技術との向き合い方/英語力を磨く)
- ハートビーツには技術力の高いエンジニアがゴロゴロいるという噂の意味が今回のインターンシップを体験しててわかった
おわり
インフラに寄せた実践的なインターンシップはなかなか無いと思います。 実習以外にも社長の藤崎やインフラエンジニアの教科書の著者である佐野、現役のエンジニア複数名との座談会など、カリキュラムの中にはハートビーツのカルチャーを知っていただける機会を複数組み込んでいます。
技術の基礎理解が曖昧な学生は毎回苦戦しますが、インターンシップを機に変わる学生、成長する学生を複数名見てきました。 インフラエンジニアに興味のある学生にはぜひご参加いただきたいです。
◆インターンシップご参加につきまして
以下の「ハートビーツインターンシップを楽しめる学生の例」に該当する学生の皆さん、また学校関係者の方もご興味ありましたらぜひご連絡ください! こちらのフォームよりご参加希望/お問い合わせくださいませ。
ハートビーツインターンシップを楽しめる学生の例
- インフラ技術に興味があり、就職としてインフラエンジニアもひとつの選択肢と考えている方
- 学校授業だけで満足せず、学校外でも毎日のように技術的に手を動かしている方
- 知らないことを知るのを楽しめずに苦と感じる方
- 自ら質問ができ、積極的にコミュニケーションを取る方
インターンシップ参加を迷われる学生は、過去参加いただいた学生によるブログもご覧いただけると検討の際に参考にできるかと思います。
ご参加お待ちしております! ご覧いただきありがとうございました。