こんにちは。人材開発室の倉持です。
弊社は ISUCON に参加するメンバーが多く、今年も社内版 ISUCON である H-ISUCON2019 を開催しました!
※ H-ISUCON(Heartbeats Iikanjini Speed Up Contest)
※ 「ISUCON」は、LINE株式会社の商標または登録商標です。
利用したWebアプリとベンチマーカーはGitHubで公開しております。
要項
今回は下記内容にて実施致しました。
- お題
- [WEB]Nginx + [APP]Python(Flask) + [DB]MySQL on Alibaba(ECS) な Web システム
- 上記は3つのDockerコンテナで動作
- [WEB]Nginx + [APP]Python(Flask) + [DB]MySQL on Alibaba(ECS) な Web システム
- 期間
- 1週間の中で業務時間外に取り組むこと
- 参加資格
- ハートビーツ従業員(社員、アルバイト)
- 賞品
- 備品購入権
- 1位: ひとり¥30,000
- 2位: ひとり¥10,000
- 3位: ひとり¥5,000
- 4位: ひとり¥3,000
- 備品購入権
チーム情報
今年は 12 名の応募者が集まりました。
チーム名は下記となります。
- ひらがなひすこん
- チームM
- HIO
- ナウでヤングなイカスチーム
今年入社したばかりの新卒からベテランのインフラエンジニア、開発エンジニアと様々なメンバーに参加して頂いたので、 なるべく均等になるように運営側でチーム編成を行いました。
スコア遷移
Grafanaのダッシュボードから各チームのスコアを確認できるようにしています。
初日の深夜
いきなりチームMがダントツに!(03:00以降起きてやっていた人たちは次の日出勤できたのでしょうか)
終了2日前
ここで各チームのGrafanaアクセスを禁止にしました。
依然チームMがリードしていますが、他チームもスコアを伸ばしていっています。
結果発表
今年の優勝チームは ひらがなひすこん でした。おめでとうございます!
ちなみに最終スコア自体はチームMの方が上回っていたのですが、競技終了後の運営によるアプリ目視確認にて不具合を見つけてしまいました。
目視で確認した不具合をベンチマークが検知した場合どうなるか、ベンチマークを改修した結果、
スコア的にも下記のような順位となりましたので、最終的には下記順位を採用しました。
- 目視確認OKチーム (33170点) ※ひらがなひすこん
- 目視確認NGチーム (21784点)
- 目視確認NGチーム (11881点)
- 再起動チェックNGチーム (0点)
初めからベンチマーク側のバリデーションでしっかりと気付けるようにしておければ良かったなと思ったので、そこは反省点・・・
ちなみに再起動チェックとは競技終了後に参加者に提供したサーバを運営側が再起動して、アプリが正常に動作するかを確認するのですが、
再起動チェックがNGだったチームは最終日の朝方まで頑張った結果、最後に自分で再起動チェックをする前に力尽きてしまったとのことでした。
最後に記念撮影。(在宅勤務のメンバーもSlackのビデオ通話で画面に映して一緒に撮影)
おわり
今までは参加する側で今回初めて運営側になったので、最初は良いコンテンツになるか心配だったのですが、
参加者の方たちに楽しんでもらえたようで運営側もホッとしました。
閉会式中は社内Scrapboxに雑談部屋を作り、あんなことやこんなことをやったとチーム間で共有して盛り上がっていてよかったです。
次回は今回の経験を踏まえて、Webアプリのお題的にも驚かせれるようなレベルアップしたものを作れたらなーと思っています。
また、改めて社内ISUCONは良いイベントだなと思いました。
普段の業務ではあまり関われないメンバーとの交友を図れたり、自分の実力を確かめたり、ISUCON前の復習をすることもできます。
これを読んで少しでも社内ISUCONに興味を持って頂けたら幸いです。