こんにちは。CTOの馬場です。
ハートビーツは 2019/12/8(日) に開催された July Tech Festa 2019 (以下、JTF2019 )にシルバースポンサーとして参加しました。 当日、展示ブースでクラウド・コンテナ環境に関するアンケートを実施し、大勢のみなさまのご回答いただきました。 ご協力ありがとうございました。
JTF2019ではわたしが発表の機会をいただき、ハートビーツの技術者や技術力、文化についてお話しました。
アンケート/結果
- ご回答いただいた方のうち、インフラエンジニアが45%、バックエンドエンジニアが27%、その他エンジニアが13%、その他が15%でした
- 回答数127件でした
- 5%未満の選択肢はグラフに表記していません
- 複数回答可の設問は合計が100%を越えることがあります
1:主に利用しているインフラ環境は?(複数回答可)
AWSが強いですね。 現時点では特にEC2が圧倒的です。
個人的に社屋内オンプレミスがかなり多いのは意外でした。 みなさまご苦労されていそうです。
データセンタのラック借り / AWS ECS / AWS EKS / GCP Compure Engine がほぼ同率というのも興味深いです。
2:コンテナ使ってる?
コンテナ利用は70%近く、コンテナという選択肢はスタンダードになったと言ってよさそうです。
3:本番環境で主に利用しているコンテナ環境は?(複数回答可)
Dockerが強いですが、支配的な選択肢がないのが印象的です。
Kubernetes を自前運用(EKS / GKE / AKS などではない)がいらっしゃいますね。大変そう。
4:開発環境で主に利用しているコンテナ環境は?(複数回答可)
開発環境ではDockerが強いですね。
AWS ECS, EKS あたりは本番環境と開発環境が両方ECS(EKS)なのかもしれませんね。 素晴らしい環境です。
5:利用しているプロビジョニングツールは?(複数回答可)
Ansibleが50%に迫る勢いです。 Chefの14.2%、Puppet(5%未満)と比較して圧倒的でした。
Terraformも強いです。今後AWS CDKのようなクラウド特化で使いやすいものとどう共存していくのか(あるいは淘汰されるのか)気になります。
6:利用しているプログラミング言語は?(複数回答可)
Pythonが圧倒的です。 インフラ系のツール類はグローバルのものはPythonが多いので、その影響かもしれません。
7:今後利用してみたい・利用していきたいプログラミング言語は?(複数回答可)
Goが圧倒的で、次いでPythonです。
ハートビーツではPythonとGolangを推奨プログラミング言語としており、 選定したわたしとしても納得の結果です。
おわりに
アンケート結果を通じて時代の雰囲気が感じられたことは、わたしにとって大きな収穫でした。
みなさまの今後の技術選定や学習指針の助けになれば幸いです。