こんにちは。 経営企画室の磯崎です。
先日、2019年9月24日(火)開催のOwned Media Recruiting SUMMIT vol.4-実践企業が語るオウンドメディアリクルーティングの効果-というセミナーに参加しました。
このテーマに関しては、個人的にも知識はインプットしており、会社としてもすでに取り組んでいること等もありますが、HR界隈の第一人者が集うセミナーでもありましたので参加してきました。
内容としては、今年の7月に参加した採用ブランディングセミナーをもう少し踏み込んだような感じです。
ということで本ブログでは、今回のセミナー内容やセミナーを通しての学びをお話したいと思います。
オウンドメディアリクルーティングとは
まずは、オウンドメディアリクルーティングとは何かという点もおさらいします。 ちなみに、人事としてお仕事をされている方でも、このワードにピンとくる方とこない方でわかれると思います。
シンプルに言うと、
- 『ターゲットに合わせて様々なオウンドメディアを戦略的に活用して採用活動を行うこと』
です。
オウンドメディアとは、自社が持っている情報発信する媒体のことを指しますので、自社WEBサイトや自社ブログ、公式SNS等があげられます。
オウンドメディアリクルーティングに取り組んでいる企業の実績データについて
では実際にどんな実績が得られているのか。今回のセミナーでは数々の実績データも公開されました。
その中でも、わたしが印象に残ったデータはひとつ。 こちらのデータでした!
このデータをみると、強調されているのは赤字の数値変化です。 こんなに増加傾向があるぞ!というのを伝えるためのデータでもあったと思うので、セミナーの中でもこの部分だけ取り上げられていました。
ただ、わたしが印象に残ったのはそこではありません。
強調されていない、従業員100人未満の、5.7% → 6.0%(2018年→2019年)という数値です。
どう印象に残ったかというと、単純にこのように感じました。
- やっぱりいま取り組むことが大事だしチャンスでもある
全体的にみてもまだまだ本格的な手法とはなっておらず、さらにリソース確保が難しく知名度のない100名未満の企業では、そもそも全くといって良いほど取り組むまでに至っていないという事実です。
この大手企業との差は一例に過ぎませんが、大手企業と中小企業との間で、あらゆる側面でこのような違いが如実に現れているのが採用領域の特徴でもあります。さらに、そんな大手企業でも採用に苦戦している時代なので、、、当然、中小企業はもっと苦戦している傾向にあります。
今回のこの数字の背景にはおそらく、オウンドメディアリクルーティングという採用施策は、すぐに結果が出ない手法、取り組みでもあるため、フットワーク軽く動くことができていないという理由があるのかと思います。
いまは常にどの企業も人手不足であるため、基本的に『採用』はすぐに成果がほしいものです。 ですので、長期的な施策ではないことを優先したい!という方向に自然とベクトルが向いてしまうのも理解できます。
このデータを見てどう感じとるかもそれぞれだと思いますので(セミナー後の交流会でも捉え方はそれぞれでした)、なんとも言えませんが、わたしはチャンスだと思っています。
ちなみに、そのほか公開された実績もまとめられていますので、ご参考までに。
企業が発信するべき情報は2つ
ではどんな情報を発信すると効果的なのか。
セミナーでは、下記2つを明言していました。
- ジョブディスクリプション(jd)
- シェアードバリューコンテンツ(svc)
jdとは
より具体的な職務要件のことです。 これまでは仕事内容、給与、場所などの簡易な情報で検索されていましたが、いまは高度な検索のうえで仕事を探すことが当たり前となってきたことで、より具体的な求人情報が必要とされています。
- 従来の検索行動:プログラマー 東京
- 最近の検索行動:機械学習 Python 自社内
svcとは
企業理念や会社の文化、働くやりがい等を伝えるコンテンツのことです。 これもミレニアル世代といわれるように、仕事を探す中で、その企業で働くやりがいや目的を重要視するようになったことで、いまや必須とされているものです。
こういった背景があり、以上の2つを中心とした情報発信が大切になります。
対談で印象に残ったこと
セミナーではパネルディスカッションがメインでしたので、そこで印象に残った話を簡単に。
ブログにおいてどんなKPIを設けると良いか
- どうしてもPVを気にしちゃうが、PVをKPIとしてしまうとどうしても動きが鈍化してしまう
- 投稿することに縛りを設けるような運用はできる限り避けるべき
やるからには成果にこだわりたいが
- オウンドメディアリクルーティングに取り組みはじめたから採用がうまくいくかはわからないといえばわからない
- でもやったほうがいい、絶対にそう
- なぜなら世の中の流れは、情報はフルオープン化
- そして、承認欲求も、感情報酬も当たり前に求められている時代
- 長期的な目線で取り組み、発信し続けることが大切
セミナーの感想
今回は、久々に大きめのセミナーへ参加し、HR界隈の第一人者のパネルディスカッションを聞くことができたのは貴重でしたが、 結局は他社で成功しているからといって、自社で全く同じような取り組みをしてもうまくいきません。
あくまでもヒントを得た、という視点を持つことをこれからも大事にしていきたいと思います。
おわり
実はハートビーツでも、オウンドメディアリクルーティングを本格化するため、昨年から採用と採用広報の強化を図っています。 どちらもノウハウを蓄積しつつ、年内目途で情報発信の土台を整備する予定で、ちょっと大きめのプロジェクトを進めています。
これらの活動はセミナーでもあったように、成果のみえにくい地道な取り組みであることは間違いありません。 工数、労力も掛かりますが、ハートビーツ採用組織として描いている中期計画のゴールを見据え、推進力を持ってやっていきたいと思います。