こんにちは。
経営企画室で主に採用領域を担当している磯崎です。
先日、採用に関連するセミナーに参加してきたのでその感想をお話したいと思います。 ちなみにすでにセミナー情報はみれなくなってしまっているのでリンクはありませんが、内容は以下のものです。
- 採用に「マーケティング思考」を!わずか2年で従業員数5倍を実現した採用ブランディングの秘訣を公開
わたしはこれまで、前職も含め人事採用領域を担当してきましたので、新たな気づきというよりは再認識の場になりました。
本ブログでは、HR市場では知られている情報ですが、今回のセミナーで再認識したことのご紹介と、ハートビーツの採用担当としてどのようなスタンスで普段行動しているかをお伝えしたいと思います!
そもそも採用ブランディング、採用広報とはなに?
いくつか表現の仕方はありますが、こんなところです。
自社採用HPやSNS、採用パンフレットなどで「当社はこんな会社です!こんな人を募集しています!」ということを、求職者へPRする活動のことです。
ちなみに採用広報と言わず、広報というワードがもともとは存在していましたが、意味合いは同じといえば同じです。 ただ、採用広報というワードは、より採用に直結するような情報発信をイメージして使用されるケースが多いと思います。
なぜ採用ブランディングが注目されてきた?
理由は簡単で、採用市場が急激に変化し、従来のような採用手法だけでは採用ができないからです。
わたしも採用に10年ほど関わっていますが、毎年のように変化があります。
この手法で成功したからもう勝ちパターンみつけた!ということには基本的にはなりません。
もう少し詳しくお話すると、
今年に入り、有効求人倍率は「1.63倍」を記録しています。 これは約半世紀ぶりの超売り手市場を示します。
もっと言うと、
業界や職種によって有効求人倍率に差はありますし、ハートビーツがターゲットとしている職種は5倍~8倍くらいですので、企業側からするととても厳しい時代です。
そのため、冒頭のお話に繋がりますが、求職者に有利な時代に突入し、年々採用難易度は格段にあがっていることから、求人広告だけで採用することに限界が生じ、採用ブランディングが注目されています。
セミナーで改めて認識した情報
では、セミナーでわたしが印象に残った点を簡単にご紹介します。
上記でお話した部分と被る点もありますがご容赦くださいませ。
1.求職者の行動変化
- ひとつのメディアだけをみて意思決定することはない
- 求人広告や企業HP、企業の公式SNS、オウンドメディア、第三者による口コミといった複数サイトの情報をもとに意思決定することが当たり前になってきている
つまり、ひとつのサイトだけを整理、強化すればOK!ということでは通用しなくなってきた、ということが言えると思います。
自社の抱える複数のWebサイトにそれぞれ方針が必要で、そしてそれらが一貫性のあるものにしていかないといけません。
まさにいま、ハートビーツでもこの点の取り組みを進めているところなので、頑張りたいと思います!
2.RJP理論
- 略は、Realistic Job Preview
- 意味は、現実的な仕事情報の事前開示
これもだいぶ浸透してきたワードではないでしょうか。
採用視点に近づけると、「ポジティブ面もネガティブ面も会社のありのままの情報を求職者に届けること」とよく言われます。
良い情報のみ届けると、入社後にリアリティショック(ギャップ)を受け、早期退職に繋がるという考えがベースですね。
わたしも、この部分はオンラインでもオフラインの場でも大事にしている点です。
3.求職者の90%が利用
- クチコミサイト
昔からは考えられない時代になっていると思いますが、ほとんどの求職者がクチコミをみている時代です。
もちろんクチコミをみてその後、決断をどうするかは人それぞれですが、実際に企業ではクチコミを活用し、改善に取り組んで成功した事例もでてきているくらいです。
クチコミから得た情報をどうするかは企業側としてもわかれると思いますが、わたし個人としては、クチコミに限らず、客観的に自社をみるという視点は常に持っておかないといけないと考えています。
4.継続、地道な努力
- ブランディングや広報活動はとても地道な努力が求められる
一部の大手企業を除き、採用ブランディングに成功した企業や採用広報活動が軌道にのったという企業も、活動初期は目に見える成果はなかったといいます。まれに立ち上がりの早かった企業もあると思いますが、ほとんどは長期戦です。
ここに関しては徐々に活動を開始していますが、ハートビーツでも強化していきたいポイントです。
ぜひ一緒にやっていただける方、お待ちしています!(ここは最後にまたお伝えさせていただきます)
セミナーの感想
個人的には半年ほどオフラインの場でのインプットはできていなかったので良い機会になりました。
各企業の成功失敗事例がそのまま自社に当てはまることはないですが、各企業の事例を生で聞けるというのは貴重な機会だと思います。 採用に携わる者としても、今後もHR市場に関してはインプットし続けていきたいと思います。
最後に
それでは最後に、わたしの採用スタンスをお伝えして今回のブログを終わりにしたいと思います。
今回参加したセミナーは採用ブランディング、採用広報としてのセミナーでしたが、採用広報としての側面に限らず、わたしは求職者の方と本音で向き合うことを大切にしています。
オンライン、会社説明会、カジュアル面談、そして面接と、「すべての場」においてです。
面談等の中で、転職相談タイムになったり、ときには転職しないほうが良いのでは?みたいなお話をさせていただいたり、新卒であれば就活相談タイムになったり、、、、
簡単にいうと、
当日お話する内容はあまり決めていません。
※もちろん失礼のないように最低限の準備はちゃんとしています。
そもそもお会いできることに感謝しかないので、どのようなお話をするかは、お会いしてみて決めているというのが実態です。
ですので、ハートビーツに少しでもご興味ありましたら、特に準備等せず、お気軽に会社にお越しいただきたいなあ~と思っています。
もう少し、採用スタンスについてもお話してみたいですが、長くなるのでそれはまた別のブログでお伝えしたいと思います。
余談
と、こんなことを考えているわたしですが、
共感いただける方いらっしゃいましたら、採用、広報担当として一緒に働く仲間も絶賛募集中ですので、ぜひ!
エンジニアやセールスエンジニア、営業も募集中です!
どうぞ、よろしくお願いします!