こんにちは。株式会社ハートビーツ 代表取締役の藤崎です。
さて、本日、2025年4月15日に株式会社ハートビーツは創業20周年を迎えることができました。 ひとえに、20年間のあいだにハートビーツに関わっていただいた社員のみんな、そしてその陰で支えてくださったご家族の皆さま、私たちを信じて仕事を任せてくださったお客様の皆さま、そして応援をいただいてきたパートナーやIT業界のコミュニティの皆さまのおかげです。ハートビーツを代表して、心より感謝申し上げます。
「ハートビーツ」という名称は、私が個人事業主2年目から使用していた屋号でした。この名前は、当時私が利用していた、インフラ冗長化を実現するオープンソース・ソフトウェア "heartbeat" に由来しています。2005年4月15日の法人化の際に「株式会社ハートビーツ」として活動を開始いたしました。
法人化を決めたとき、「法人ってなんだ?」「法人格ってなんだ?」と調べたことがあります。法人格とは、法的に定められた人格であり、「権利・義務の主体となることのできる資格」を有するとのことです。ゆえに、会社はモノやお金を所有する権利があり、契約の主体となることができるわけです。
つまり、個人事業主の屋号としてのハートビーツは私自身を指していましたが、株式会社ハートビーツと法人化した場合、その人格は私から切り離されるんだと理解しました。これはまさに、バーチャルな0歳の赤ちゃんを生み出す感覚でした。そうなると、まだ赤ちゃんのハートビーツさんを育てて、自立して成長していけるようにしていくことが、私の目標となりました。
お陰様で、そんなハートビーツさんをみんなでコツコツと育ててくることができました。そして、20歳という大きな節目を迎えられたことを本当に喜ばしく思うとともに、改めて皆さまに感謝申し上げます。
本日、20年という大きな節目の日を迎えましたが、これは次の中間地点でもある「30年」に向けた、新たな10年間のスタートでもあります。
新型コロナが終わったと思えば、生成AIの登場やトランプショックなど、世の中は常に目まぐるしく変化しています。そんな中でも、私たちは「みんな仲良く」「プライドを持って」「変化を楽しむ」という、ハートビーツの企業理念を体現しながら、日々の活動を続けてまいります。
次の10年、私たちは「止めないインフラ」の実現に加え、"攻めの技術支援"による顧客価値の創出に注力してまいります。インフラ運用・セキュリティ・開発基盤といった領域において、クラウドネイティブな技術やAIの活用を進め、お客様の変化に強いIT基盤づくりを、上流から伴走できるパートナーを目指します。
社内では、技術者一人ひとりが継続的に学び挑戦できる仕組みを強化し、人と組織の両面で"強い技術チーム"を育てることにも引き続き取り組んでまいります。
次の10年が楽しみでなりません。皆さまのご期待に応えられるよう、さらなる成長と挑戦を重ねながら、これからもベストを尽くしてまいります。
今後とも、ご指導ご鞭撻、そしてご贔屓のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。