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AWS Well-Architected Bootcampに参加してきました

   

こんにちは。MSP事業部運用グループ所属の山口です。
AWSが主催しているAWS Well-Architected Bootcampというトレーニングへ参加しましたので、 そのトレーニングの概要や感想を紹介します。

AWS Well-Architected Bootcamp の概要

AWS Well-Architected Bootcampは、AWS Well-Architected Frameworkについて理解したうえで、仮想顧客を相手にAWS Well-Architected Frameworkを使ってレビューするというトレーニングです。
当日は以下のようにAWS Well-Architected Frameworkについて考え続ける1日となりましたので、ハードでした。

  • 午前の部(10:00 〜 12:00)
    • AWS Well-Architected Frameworkの説明
    • AWS Well-Architected Partner Programの説明
  • 休憩 & 仮想顧客シナリオを読む
  • 午後の部(13:00 〜 18:00)
    • 仮想顧客シナリオをベースに、Well-Architectedレビューを体験

トレーニングの内容

午前の部はAWS Well-Architected Frameworkの概要とAWS Well-Architected Partner Programについての説明です。これは午後のWell-Architectedレビューを体験するための前準備になります。

午後の部ではWell-Architectedレビューを体験します。本トレーニングの参加者3、4人で構成された各グループに仮想顧客シナリオが渡され、各々のグループ毎でレビューするという形式です。AWS Well-Architected Frameworkの各柱に用意されている質問をもとに、各グループに1名ずつ配置されるAWSのソリューションアーキテクトの顧客役の方へヒヤリングしながら、「現状の状態(As-Is)」と「将来のあるべき状態(To-Be)」をグループ内で検討してレビューを実施し、その後レビュー内容について全体で発表をするという形式です。

参加しての感想

実際に質問すると思った以上に難しい

AWS Well-Architected Frameworkの各柱に用意されているベストプラクティスについて、そのまま「現状はどうなっていますか」などと聞いても顧客には意味の分からない質問になってしまいます。 そのため、それぞれのベストプラクティスについて自分の言葉で現状の顧客の状況に適用しながら分かりやすく伝えたり、ヒヤリングをしたりすることが難しかったです。
また、顧客役のAWSソリューションアーキテクトの方も質問に対して絶妙に分かっていないそぶりを見せるため、伝え方や聞き方を変える必要があり、そこも難しいポイントでした。

レビュー後の全体での発表でも学びが多い

各チームでのレビュー後にレビュー内容について全体で発表する際、チャット欄でコメントができるようになっていました。 トレーニングには各社から様々な経歴を持った人が参加されていたため人によって視点が異なっており、考えていなかった意見や経験をベースにした話をコメントを通して知ることができ、視野が広がりました。

事前に準備しておくと良かったこと

午前の部にてAWS Well-Architected Frameworkの説明が行われますが、より一層理解を深めるためには事前にAWS Well-Architected Frameworkを読んでおくのが良かったです。 また、一日頭をよく使うので、甘いものを手元に用意しておくと良さそうです。

終わりに

以上、AWS Well-Architected Bootcampの参加レポートでした。個人的には特に他社の別業務にあたっている人の意見を聞けたのが良い経験になりました。 参加を迷っている場合は、一日を通してAWS Well-Architected Frameworkを学びつつ、普段の業務とは違った視点からの情報も得られるという点でおすすめのトレーニングでしたので参加してみてください。

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