こんにちは!はじめまして、戸島です
皆さんこんにちは。経営企画室/管理部の戸島です。 インフラエンジニアWayに投稿させて頂くのは初めてです。
大手メーカーでの人事/事業企画/マーケティング/アライアンス担当、海外MBA、人材系スタートアップでの労務、の経験を経て昨年5月にハートビーツにジョインしました。 どうぞよろしくお願いいたします!人生初ブログなので緊張していますw
本ブログでお伝えすることは以下です。
- 「仕組み化」には、効率化/メンバー育成/コンプライアンス面など、多くのメリット有り
- 「仕組み」は、あって当たり前、無いと息苦しいもの。成長に応じた進化も必要
- 「仕組み化」にはカルチャーをつくるパワーも。2020年度下期、HBは人事制度改定に取り組む
「仕組み化」の効用
皆さんは「あなたが仕事をする上でのこだわりは何ですか?」と聞かれたら、なんと答えますか?私にはいくつかありますが、今日は特に「仕組み化」の話をしたいと思います。
ここで言う「仕組み化」は、業務のフローを明確に記述するといった身近なことから、会社の中のルールをきちんと整備し取締役会で決議頂くことまで、広く含みます。フローとかルールとか、面倒くさそうですよね?はい、たしかに。でも、これは事業や組織をスケールさせていくためにとても大事なことなのです。
「仕組み」を整えることは、以下のようなメリットをもたらします。
- メンバーが迷うことが減ります(=無駄な時間の撲滅による効率化)
- 経験の少ないメンバーでも物事を進めやすくなります(=育成のスピードアップ)
- 経営陣の都度判断を避けられます(=判断を仰ぐ時間と手間の回避、やむなき判断ブレによる不公平回避)
- 会社の意思決定の透明性が上がり、メンバーの納得度が高まります
- コンプライアンスの徹底にもなります(=仕組みにより意図しない違反を未然に防ぐ)
「仕組み」は空気のようなもの
窮屈に聞こえるでしょうか?「仕組み」は空気のようなものです。あるのが当たり前で、日常的にその有難みが感謝されることはありません。しかし実は、無いと集う人たちは息苦しくなり、ありのままに自由に過ごすことが許されなくなってしまう、そういう類のものです。また、事業と組織の成長につれて、必要とされる「仕組み」のレベルは上がっていくので、一足先のスピードを出せるかどうかが、コーポレート部門の腕の見せどころでもあると思っています。
私の敬愛するエンジニア/経営者である川中真耶さんは、"組織に対する考え方については、「正しいルールをつくって、何かあった場合はその原理原則に応じて意思決定する。また、そのルールでできないケースがあったら、そのルール自体を見直す。」というものです。そうすることで、組織の透明性が上がると思っています。" と述べておられ、とても共感します。
私がハートビーツにジョインした理由も、実はこのあたりにあります。売上高数兆円・従業員数十万人という一部上場企業での人事経験と、価値創造に向かって疾走するスタートアップでの労務経験と。その両方において学んだ経験をハートビーツという場で生かせるのではないか。ハートビーツを今後、数百人、数千人という規模の会社に育てていく伴走役としてお役に立てるのではないか、と考えたからです。
昨年6月から、ハートビーツの経営会議にかけられた議案は80件強あり、そのうち60件強の私からの起案のうち、4割程度が仕組みやルールの変更提案にまつわるものです。まだまだスピード感が足りていないと思っているので、今後もますます頑張っていければと思います。
「仕組み化」のさらなるパワー
もう一歩踏み込んで、「仕組み化」のさらなるパワーを紹介しましょう。それは「会社のカルチャーをつくる」役割です。会社が決めるルールは、ある意味、事業方針発表会よりも、代表の発信メッセージよりも、メンバーに対する強いメッセージ性を持ちます。人事評価制度が代表例です。会社はどんなメンバーを求めていて、どういった行動が評価されるのか。この設計が会社の経営理念とピタリとはまり、ひとりひとりの仲間の成長を後押しする指針とすることができれば、組織とメンバーのパワーの相乗効果に繋がります。
2020年度下期(2020年12月~2021年5月)、ハートビーツでは7年間活用してきた現行の人事評価制度の見直しに取組みます。すでに、経営陣や現場のマネージャー等の皆さんにヒアリングにも協力頂き、大変有難く思っています。貴重な視点をたくさん頂いています。保っていきたい「ハートビーツらしさ」の部分を大切にしながら、第二創業期を迎えたハートビーツを支える新しい仕組み(=「空気」)をいかに構築するか、私たちのエキサイティングな取組みにどうぞご期待下さい!
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引用記事
テックキャリアマガジン「正しい教育があれば、人は必ず成長する 株式会社ナレッジワーク CTO・川中 真耶さん Vol.9」(Retrieved on Jan 18, 2021)