こんにちは。
経営企画室の磯崎です。
2019年8月27日(火)~28日(水)の2日間、高校生の職場体験を実施しました。
今年は聖心女子学院高等科から1名の学生の方に参加していただきました! ありがとうございました。
ハートビーツでは、IT企業での職場体験を通じて、「将来の道を選択していく際の参考にしてもらえたら嬉しいな」という思いから、毎年職場体験を実施しています。
今回は2日に渡って実施した職場体験の内容について、お話したいと思います。
職場体験 スケジュール
今回はこんなスケジュールで実施しました。
1日目
初日は基本的には座学メインです。
※執務スペースに入っていただくことになるので、機密情報保持契約についてのお話もします。
職場体験はハートビーツのことだけを学んでいただく場ではないので、もっと大きな話としてIT業界についても最初にお話し、そのうえでハートビーツがどの位置でどんなことをしているのかをお伝えしました。
ITとはそもそもなんのことで、IT業界ってどういう進化があって、どんな業種、どんな仕事があるのかなどをお話しました。
その後、そんなIT業界の中でのハートビーツの立ち位置から簡単に事業内容をお話しまして、最後は代表の藤崎より「ハートビーツの創業~未来についてのお話」を実施し、座学は終了です。
また、学生の方には事前に、ハートビーツについて調べてもらい、気になった事や不明点を質問するという宿題も出していたのですが、ハートビーツの社名の由来や今まで大変だったこと、障害内容についてなどを質問し、熱心に藤崎の話を聞く姿勢は印象的でした。
1日目の最後のプログラムはタイピングの時間です。 目標スコアを決めて取り組んでもらい、最終日に成果発表ということで翌日も引き続きやっていただくものとしました。
2日目
続いて最終日です。
午前中は主に「来客対応」と「電話研修」のマナー研修を実施しました。 これはIT業界以外のお仕事でも必要とされ、これからの日常生活にも役立つ内容です。
中でも電話研修はみっちり実施しました。 まずは会議室で、電話の受け取りから社内への内線連絡など一連の流れをお伝えし、ロープレを行いました。
毎年、電話研修では以下の内容で苦戦します。
- 相手の名前が聞き取れない
- メモを取りながら会話することが難しい
- 電話口で社内の者を「さま」付けしてしまう
- 伝言パターンだと難易度があがりスムーズにできない
しかし、今回の学生の方は全くそのようなことがなく、とてもスムーズにロープレが終了するという驚きの展開に。 その後の執務スペースでの電話対応も順調に進み、非常に珍しいケースで午前のマナー研修は終了しました。
続いてWebサイト制作の実習です。
今回は、普段からPCはそこまで触れていないということもあり、テンプレートをもとにWebサイトを作成できるコンテンツを用意し、より楽しみながら取り組める実習プログラムにしました。
作成後は、成果発表としてWebサイトのコンセプトや自分で考えた文章の意図などをお話いただきました。
実習最後には、わたしからWebサイトがどのようにつくられ、そしてその後の運用をハートビーツのような企業が支えていることを改めてお伝えし、実習は終了です。
そして職場体験の最後は、タイピングです。
制限時間内にどれだけ正しく多くの文字をタイピングできたかを記録する方式だったのですが、
最高で初回のスコアの4倍以上のスコアもみられました!
2日という短い期間の中でも成長が目に見えてわかり、かつ楽しんで取り組めるコンテンツだったと思います。
以上で、職場体験の全プログラムは終了です。
おわり
最後にこの2日の振り返りとして感想もいただきました!
- 会社にくるのははじめてだったのですごく緊張していたが、お昼のときなど優しく皆さんが話しかけてくれて楽しかったです。
- 機密情報については、情報で管理するのは簡単だけど、逆に簡単に漏れてしまうんだなと思いました。
- 変化を楽しむの中でも、変化のタイミングが大事って言われたのが印象的でした。
- いつも使っているSNSなども24時間ずっと見てくれている人がいるから利用できるんだなということがわかりました。
- Web制作はコンセプトを考えるのが恥ずかしかったが、文章を考えるのが楽しく、とても楽しく作業できました。
と、このような感想をいただけて良かったです。 あっという間の2日間でしたが、わたしは高校生のときにこんなにしっかりしてなかった、、、と思いつつの職場体験でもありましたね。
この2日間が、少しでも、ほんの少しでも良いので学生さんの将来に生きるようなことがあれば嬉しいなーと思います。
IT業界で仕事をしている身としては、職場体験を通してIT業界の未来のために、微力ながらも貢献したいと思います。