こんにちは。渡邊です。
ハートビーツ「職場体験日誌 」No.00で、お知らせした5日間に渡る 中学生の「職場体験日誌」をレポートします。
私も学ぶことの多い5日間となりました。
まずは1日目から見ていきましょう。
職場体験1日目 〜ハートビーツについて知ってもらおう!〜
初日のスケジュールは「ハートビーツ」について知ってもらうことをメインとしてプログラムになっていました。
タイムスケジュール
午前の部
1日目ということで、まずは社内に職場体験のご挨拶。一週間オフィスで一緒になることもあるので、社員の皆さんに挨拶し、その後 、外に漏らしてはいけない情報もあるので気をつけて...という「機密保持契約」についてのお話と、職場体験を行うにあたって、「他ではできない貴重な体験をしていってほしい」という話を職場体験の中学生二人に伝え、「職場体験」プログラムはスタート。
初めにハートビーツについてお話する予定でしたが、その前に「IT業界について学ぼう」とのことで「ITとは何か」という基本的な部分から、IT業界についてのお話を。二人とも初めて耳にする専門用語ばかりでついて行くのが精一杯、という様子でした。「クラウドって何...」、「ファイアウォールとは一体...」この数時間で一気にたくさんの専門用語を学んで、頭がパンクしそうな様子でした。
IT業界についてのお勉強が済んだところで「ハートビーツ」のお話へ。ハートビーツはどんな会社でどんなサービスを提供しているのか、再び専門用語が飛び交う中一生懸命メモを取りながらお話を聞いてくれました。
ここでお昼休憩。社内のラウンジで女性社員数名と一緒にご飯を食べました。女性しかいなかったので男の子は緊張してしまったかも。中学生とお話をする中で、女性社員の方が...ジェネレーションギャップを感じて少し寂しそうになるシーンも。
午後の部
お昼休憩の後からは会社組織のお話。取締役の前川さんから、ハートビーツにはこんな部署があり、ハートビーツはこれらの部署で成り立っているんだよというお話をしてもらいました。
部署紹介内容
広報
担当者は渡邊。自分自身ハートビーツでアルバイトをしながら広報について勉強中の身ですが、この数ヶ月で学んだ「広報」についてのお話をしました。一般的な広報について知ってもらった後、ハートビーツで実際に取り組んでいる広報的なお仕事、SNSの更新、競合会社の調査、イベントへの出展を紹介しました。仕事に取り組む中で「広報が伝える会社の情報は、ハートビーツのイメージに繋がる」と学んだことから「情報を正確に伝えること」と「5W1Hを意識すること」の大切さを中学生に伝えました。
営業(アカウントグループ)
担当者は三浦さん。アカウントグループはハートビーツへ問い合わせてきたお客様の窓口を担っています。お客様から受けた相談を、ハートビーツが持っている技術力と照らし合わせ、お客様それぞれに適した解決策を提案するコーディネーターです。 実際にお客様からどのような手順で問い合わせが来るのか、その後どのようにアポイントメントを取るのか、実例をもとに紹介してもらいました。自社の技術に限らずお客様のサービスやそれぞれの業界を理解し、それぞれに適した解決の筋道を考えるスキルが必要なお仕事なのだと学びました。
法務
担当者は中川さん。法務は会社運営を行う上で必要な法律関連の業務です。「法務とは何か」というお話から始まり、ハートビーツでの法務のお仕事について紹介してもらいました。今回職場体験を行うにあたり中学生の二人にも締結してもらった「機密保持契約書」を取り上げつつ、会社と取り交わす「契約」についてのお話を中心に進めていきました。「契約」では、ハートビーツの仕事の範囲を相手に理解してもらうこと、会社のリスクを回避することが重要。相手の要求を受け入れつつも自社の価値を最大限に押し出し、安易に妥協しないことがお客様に対する誠意であるということを学びました。
エンジニアリンググループ
担当者は岩崎さん。エンジニアリンググループは、ハートビーツへ問い合わせてきたお客様それぞれの要望に応える技術部門です。お客様から預かっているサーバを常に見て、より良い環境を維持し、要望に対する提案だけでなく根本的な解決に繋がるような改善策の提案も行います。お話してもらった「サイバー攻撃してくる人の攻撃を防ぐために戦っていることもある」という話には、「映画の世界みたい」と中学生も興味津々。お客様からの要望は様々でどんな要望が来るかわからないので、何が来てもすぐ対応ができるように、担当案件の仕組みや技術に対しての幅広い知識と技術力が必要だと学びました。
運用グループ
担当者は倉持さん。運用グループはハートビーツが預かっているサーバの障害対応を行っています。24時間365日体制の説明とサーバについてのお勉強から始まり、障害対応についてのお話をしてもらいました。サーバへの負荷が増えてサーバが対応しきれなくなった時に、サイトが見られなくなるなどの障害が発生します。この障害を復旧させるのが、運用グループの障害対応というお仕事です。お客様によっては数秒でもWebサイトにアクセス出来ないだけで、数十~数百万円の損失へ繋がってしまうため、「どれだけ早く復旧させるか」が大事。 ハートビーツへの信頼にも関わる、責任が伴うとても大切な仕事だと学びました。
管理部
担当者は田口さん。管理部は経理や給与計算などのお金の管理や見積・請求書の作成、プライバシーマークの運用など会社が動くにあたって土台となる部分を担当する部署です。まさに縁の下の力持ち。改めてどんな仕事をしているのか聞いてみると、管理部の仕事は幅広く、それ以外にも社内の掃除や備品管理など隅々まで管理部の方が対処してくれていることもわかりました。社内が快適に保たれているのも、管理部の皆さんのおかげです。
二人に気になった部署があったか聞いてみると、「管理部の仕事の中でもとくに法務が難しそう」、「運用グループやエンジニアリンググループが大変そうだけどやりがいがありそう」それぞれ気になった部署が見つかったようです。
1日目まとめ
社長から中学生へ出されていた課題「話を聞いたら最低でも2つは質問する」の影響もあったせいか、二人とも積極的に発言してくれました。午前中は発言するのにも緊張している場面がありましたが、午後からはリラックスできたようで、すらすらと質問が出るようになっていました。発言する事に慣れたのかもしれません。今日1日でどれくらいハートビーツのことを知ってもらえたでしょうか?
参加中学生のコメント
「サーバ攻撃と戦っている人の生の声が聞けたのがとても貴重だと感じました。」
「各部署の紹介で、それぞれの部署のやりがいと仕事の楽しさを知ることができました。」
実際にそれぞれの部署がどんなお仕事をしているのか、表面的な部分しか知らなかったので中学生と一緒に学ぶことができてとても新鮮でした。(渡邊)
次回は職場体験二日目です。