こんにちは。CTOの馬場です。
2015/8/29(土), 30(日)の2日間に渡り、「DMM.COM ラボ ツチノコ杯」第4回ICTトラブルシューティングコンテストが開催されました。
DMM.com Labo ツチノコ杯 第4回 ICTトラブルシューティングコンテスト 参加募集要項 | ICTSC | ICT トラブルシューティングコンテスト
日本全国、ベトナム、カンボジアから計15チームが参戦し大盛況でした。
私は縁あって副実行委員長として運営側に参加していたので、その裏側をちょこっと紹介します。
体制とお金
運営体制としては実行委員会(大人側)がありますが、 実際の大会運営は学生による運営委員会が行います。
今回も20名弱の運営委員の手で大会が運営されました。
Ciscoさんより機材面でご協力いただくことで、 ネットワーク機器を含めた大会を成立させることができています。
運営委員は運営リーダーのもと、 サーバ系(tech) / ネットワーク系(tech) / 全体基盤系(tech) / 大会運営系 に緩く分かれて分担していました。
スポンサーさん対応やお金周りは大人が管理していますが、 それ以外はLANケーブル作成から会場(今回は工学院大学さん)の先生や事務との調整に至るまで学生自身が対応しています。 そんなこんなで運営経験者の学生はかなり実務能力が向上している可能性が高いので、 企業のみなさまはぜひスポンサーになってスカウトにいらしてください。
進行管理や品質管理も全て学生同士で行っているため、 連絡の行き違い、ゴールの認識ズレ、スケジュール遅延、自分の頭で考えない、などなど、 "学生らしいトラブル" が多々発生しますが、 実行委員会の大人の面々は基本的に静観しています。 (例外として、大会が成立しなくなるような致命的な問題の場合は手や口を出しています)
こんな状況なので運営リーダーには大変な負担がかかっていましたが、 見事やりきった運営リーダーはすばらしい。 打上げで本人も語っていましたが、いろいろな学びを得たようです。
ツール
運営においてはたくさんのツールを使っていました。イマドキっぽい。
- Slackで情報共有
- Skypeでオンラインミーティング
- Redmineで情報共有、タスク管理
- GitLab, GitHub(private)でコード共有、Ansible PlaybookをPRベース開発
- Google Docsでドキュメント共有
SlackはMLやRedmine、Jenkinsなどと連携するようにしてあり、 通知がバンバン来てました。
運営委員は普段全国に散らばっているので、 特にSkypeでの音声コミュニケーションが重要だったようです。 夜な夜なSkypeしていたとのこと。みんながんばっております。
スケジュール
当初のスケジュールはこんな感じでした。
- 6/7 オフラインミーティング
- 6/30 必要機材洗い出し〆切
- 7/5 オフラインミーティング
- 7/10 参加者応募締め切り
- 8/2 オフラインミーティング
- 8/17〜8/23 HotStage1
- 8/24〜8/28 HotStage2
- 8/29〜8/30 本番
- 8/31 撤収
必要機材の〆切が6/30なので、 大人であれば逆算して「機材の制約を受ける出題は6/30までに要点を固めないとならない」とわかりそうなものですが、 そこは学生らしく、、、固まりませんでした。。。そしてドタバタしました。。。 Ciscoさんに大変ご協力いただきとても助かりました。
今後
そんなこんなで第4回のトラブルシューティングコンテストは無事開催することができました。
これからも継続していく所存なので引き続きご協力いただけますと幸いです。