HEARTBEATS

こんにちは。三浦です。

執筆陣として参加しているハートビーツメンバ斎藤の雄姿を写真におさめようと、3/20(木) 池袋ジュンク堂で行われた「Webアプリエンジニア養成読本」刊行記念トークイベントに行ってきました。

本を読んで、イベントに行って、まんまとWebアプリをつくりたくなった私が、イベントの中で印象に残っていることばを紹介していきたいと思います。

会場は池袋ジュンク堂4階のカフェスペース。

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入口すぐのカウンターで飲み物をもらって席につくと、なんだかスピーカーとの距離が近い。イベント会場にはめずらしく、長方形の空間の長い方の辺がスクリーンとスピーカー席で、それを取り囲むように客席がセッティングされていました。 会場の一体感もぐっとあがります。 アイスコーヒーを飲みながら待っていると、拍手とともに、スピーカーの4人が会場に入ってきました。

普段から仲がよいという4人と、距離感の近い会場ということが相まって、執筆陣の打ち上げにふいに自分も参加してしまったような、終始なごやかな雰囲気でした。

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仲間うちで遊ぶものをつくる

プログラミングを勉強したい、というモチベ―ションではじめるとありがちな、Webアプリをつくってみたいけど、何をつくったらいいのかわからないという状況。 とにかく打開するには仲間うちで一緒に遊ぶものをつくったらいい、ということでした。もしくは、普段からいろいろなおもしろいアプリを見ておいて、まねしてもいいのだとか。仮に同じアプリをつくろうと思っても、自分がほしいもの、自分たちが遊べるものを作ろうと思うと必ず違ったものができるのだそうです。

どの言語を使うかまよったら仲間が使っている言語を選ぶといい

Webアプリづくりにとってすごく大事なこととしてスピーカーの4人が口をそろえて言っていたのは「仲間をつくること」。 仲間がいれば、技術について情報共有できるし、困ったことがあるときには、すぐにまわりに聞くことができるし、仲間うちで遊べるアプリを使いながら一緒につくれる。仲間がいるということがアプリづくりの大きな支えになるのだそうです。 「アプリつくるときにどの言語を使うかまよったら仲間が使っている言語を選ぶといい」というuzullaさんのアドバイスはとても理にかなっていると思いました。

仲間とのアイスブレイクに3年かかった

とにかく仲のよさそうなスピーカー4人でしたが、実は、知り合ってからアイスブレイクするのに、なんと3年はかかっているとか。 エンジニアが集まる勉強会に行ってみても、緊張して結局だれとも仲良くなれなかった、ということはよくあります。 それであきらめずに通いつづけていると、じわじわと仲間ができて、ひょんなことから制作や執筆の話がわいてきたりするものなのだそうです。人見知りにはとても心強いお言葉です。

ブログを書いてコードを公開

仲間づくりのいっかんとして、みなさんがイチバンにおススメしていたのは「ブログをかくこと」。自分の好きなことをとにかくたくさんの人に知ってもらうこと。さらに、自分のやったことやコードを公開すること。これが大事なのだそうです。つっこみをもらっているうちに、どんどん自分のコードがきれいになっていく。Twitter、Facebookもいいけど、コードのせたら流れちゃうのでつっこみもらうならブログ、とのこと。

すごい人だからつくれるわけじゃない

スピーカーの方々のお話を聞いていると「へーすごいなー(以上終了)」みたいな、どこか遠くの人のような感覚に陥ってしまうことがあります。でも、はっきりおっしゃっていました。アプリは誰でもつくれる。すごい人だからつくれるわけじゃなくて、適切な環境でいろんなアプリに触れているとそのうちつくれるようになるのだそうです。 うちのCTO馬場も先日OSCのセッションで申しておりましたが、「すごい人を別のステージの人と思わない、自分も同じところにいると思って頑張るのがだいじ」なんだそうです。

サーバのことが一緒に書かれた本は他にない

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最後に本の中身についてもちらっと。イベントの中でも言われていましたが「Webアプリエンジニア養成読本」のすごいところは、「さてWebアプリをつくってみよう」と思ってから、それを公開するまでに必要なことが1冊の本にすべてまるっと収まっていることころです。開発環境を整えるところから、コードの書き方、それを公開するためのサーバの準備のことまでが一緒に書かれいる本というのはあまり見たことがありません。 コードを書いたりデザインしたりだけじゃない、それを思った通りに動かし続けるために必要なモノやコトまでがきちんと書いてあります。 この本はいわばWebアプリづくりのインデックスです。 Webアプリをつくろうとしている人はもちろん、自分ではコードを書かないディレクタ的な立場に人にも、ぜひ読んで欲しいな、と思いました。

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この記事に書いたような精神は、本の中にもいっかんして漂う空気感と同じです。 本を読んで、話を聞いて、Webアプリをつくることに対してポジティブイメージをたくさんもてたし、まんまとWebアプリがつくりたくなりました。 執筆陣のみなさんありがとうございました。

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