こんにちはHAL東京の上野です。 今回授業の一環として1ヶ月と長い期間インターンシップでお世話になりましたのでその紹介をしたいと思います。
インターンシップの流れ
インターンシップが始まって2週間はPythonのオンラインでのトレーニング 残りの2週間でWebシステム開発という流れでした。
またインターンシップ初日には代表取締役の藤崎さんからハートビーツのお話を伺う事ができ、どうして起業したのか、子育ての支援や近隣手当など福利厚生お話を聞かせて頂きました。
Pythonオンライントレーニング
まず最初の2週間は「 PyQ」というサイトでPythonのトレーニングです。普段学校ではC/C++での開発しかしていなかったので、Pythonを触れるのはこれが初めてです。
Pythonでまず驚いたのは「変数に型の宣言が無い」という部分でした。
C/C++では変数を宣言する場合必ず「int」や「char」など変数に入れる値を宣言してから値を入れなくてはならないので、それを書かなくて良いのは楽だなぁと思っていたのですが、それが大きな落とし穴だった事にWebシステムの開発が始まってから気がつくのでした。
また開発にはMacPCを使うとの事で、MacPCに触れるのもこれまた初めてでWindowsで使っているショートカットキーとの違いなどに戸惑いながらのスタートとなりました。
初めて触ったPythonですが、基本的な操作はC/C++と同じだったのでそこまで苦戦する事なく進む事ができました。 しかし正規表現というものはC/C++では勉強していなかったので、最初は「なんだこれ?」と思っていたのですが、使ってみるとこれが中々便利な物で、私も今後この機能を参考に今学校で作っている作品のファイル読込プログラムを改善していこうかと思いました。
Webシステム開発
Webシステムの内容は「自分達でカスタマイズして使えるリンク集」という感じでした。
また「ペアプログラミング」という二人で一つのキーボードでプログラミングをする開発方法で開発しました。
システム開発に入る前にまずPCの開発環境をターミナルを使い整えていきます。これがまた大変でインストーラーをダウンロードして実行するのではなく、文字を打ってアプリをインストールしていきます。
環境を整えていざ開発!と思ったのですが、インストールできていたと思っていたアプリがインストール失敗していたり、何故かインストールしたアプリが起動しなかったり、そしてPythonの大きな穴である変数宣言が要らないが為に用意された関数の引数に何を入れるべきか分からず悪戦苦闘したりして最初の1週間は正直全く前へ進めませんでした。
ようやく開発が進んだのは開発開始から2週間目になって開発部の方の力を借りてようやく少し前へ進み始めました。
成果
今回のインターンシップで作る事ができたのは、とりあえず不格好ながらpythonで作成したリンク集を表示するシステムと、リンクを追加するフォーム画面を表示できるところまで作る事ができました。
成果発表の際には予想以上に多くの方にお集りいただけました。ありがとうございます!
まとめ、感想
オンライントレーニングの段階では特に躓く事もなく順調に進んでいたかのように思えていたPythonでしたが、いざ始まってみると勝手の違う事ばかりでしたが、とりあえず形として表示できる部分まで持っていけてよかったと思います。
初めてのPython、初めてのWebシステム開発、やる事なす事初めてだらけでしたが、会社の皆様に優しくしていただけたので不安はありませんでした。 この1ヶ月間お世話になった皆様、この場を借りてありがとうございました!
インターンシップ受け入れ担当者より
いままでやってきたC/C++とは他のプログラミング言語に取り組むことで、C/C++で理解が曖昧だった点なども炙り出せ、より理解が深まったと思います。
今後も継続して研鑽し、自分が使う道具への理解をより深めていただければ幸いです。