こんにちは。CTOの馬場です。
みなさん、クリティカルシンキングしてますか? クリティカルシンキングというとどうにも意識高い感じがしますが、 実のところエンジニアが現場で使える超実践的スキルなのです。
弊社では会社のお金でグロービスのクリティカルシンキング講座を単科受講してもらうことが多いです。 経営層だけでなく、エンジニアチームや24/365チームのリーダークラスも受講しています。
クリティカルシンキングの効果
普段からクリティカルシンキングが実践できるようになると仕事の手戻りが圧倒的に少なくなります。 作業にせよコミュニケーションにせよ、 何かにつけて考慮漏れが減り検討が深くなるので効果絶大です。
クリティカルシンキングを身につけるということ
講座では経営層に向いたネタ(売上がどうだとか利益がこうだとか)がほとんどなのですが、 「クリティカルシンキングという方法論を身につける」 ことを期待しているので、 ネタが経営層向きだからというのは実はあまり関係ありません。
クリティカルシンキングに限らず、 ツールが使えるというには3段階あると思っています。
- ツールを知っている
- フレームワーク・規定・基準・標準の存在を知っている
- マーケティングであれば3C・4P・SWOTなど
- セキュリティであればRAS・RASISなど
- 分散システムであればCAP定理など
- ツールの使い方を知っている
- それぞれの道具はいつどのような条件・状況のときに、どう適用・活用できるか知っている
- ツールを使って課題を解決できる
1.と2.は本などで独学自習することで広め・深めることができますが、 3.を習得するためには他者がいる中で実践する必要があると考えています。
現状で存在しない選択肢 「技術をネタにしたクリティカルシンキング講座」 を探す・登場を待つよりも、 「経営のネタでクリティカルシンキングの方法論を身につけられる講座」 を受講して方法論を身につけたほうがお得だと思いません? 私は思います。
まとめ
IT業界全体も知識偏重からデリバリー重視の時代になりました。 デリバリーの精度を高めるためにもクリティカルシンキングは効果的なのでぜひご活用ください。 ちなみに自慢ですが私は総合成績AでクラスMVPでした。
勉強好きでいろいろ知ってるけど実践できないというのはエンジニアとして悲しいので、 エンジニアがエンジニアとして課題解決できる力を磨きましょう!