ハートビーツ発のITインフラ本を読んで新人研修で差をつけよう

こんにちは。斎藤です。

CTOの馬場が、昨年末から立て続けにITインフラの基礎に関する2冊の単著「Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本」(以下、子鹿本)と「15時間でわかるCentOS集中講座」(以下、15時間本)を出版しております。春からの新人研修の際にぜひこれらの書籍をご利用頂けたらと考え、レビュワーである私からこれらをご紹介します。

どちらも入門書ですが、それぞれ色がちょっと違います。子鹿本は、座学として学んでおきたいITインフラの一連の業務、即ち設計〜構築〜監視〜チューニングの事柄を網羅しています。15時間本は、自習ドリルとしてOSのインストールから始まる構築作業を手を動かして学べるものです。

共通点

どちらの書籍も、当社の新人研修カリキュラムをベースに生まれています。当社では、MSPとしてお客様のサーバをお預かりするにあたり、新人さんは約3ヶ月の新人研修を経て現場へ配属しています。これは、ITインフラを初めとしたコンピュータネットワークの基礎知識、及び実務で必要となる技術をじっくり学んだ上で、お客様がより安心してサーバを預けていただけるために行っているものです。

ここでポイントとなるのが、新入社員の方の入社時のスキルです。当社では、コンピュータ関連の高等教育を受けていない・仕事に就いたことがない方も採用しています。そうです、新人研修のカリキュラムは、技術的スキルが全くない人が現場に立てるために設計しているのです。

その流儀が、2冊の本に凝縮されていると考えて頂いて差し支えないかと思います。

「Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本」

子鹿本は、先ほどもお話ししました通り、ITインフラエンジニアに求められる一連の業務を学ぶことができる書籍です。これからITインフラに携わる人はもちろん、アプリケーションエンジニアの方にもITインフラエンジニアがどのような業務をしているのかを俯瞰するのにちょうど良い内容となっています。

大きく次の内容に分かれて記述されています。

  1. Webサービスに置けるインフラの役割
  2. インフラ技術の基礎知識
  3. 構築
  4. 監視
  5. チューニング

これまでのITインフラに関する書籍では3がメインで、たまに4と5が取り上げられることが多かったように思います。単に作業としてITインフラの構築・運用を行うのであればそれでもいいかもしれません。しかし、IaaS や自動化ツールの普及に伴い、作業ができるだけではITインフラエンジニアとして生き残ることが難しい現実があります。

そこで、システムの仕組みを理解し、基礎知識をしっかり身に付けられる構成とすることで、問題の切り分けや、新しい技術へどのように対応していくかを考えられる力をつけられるようになっています。

「15時間でわかるCentOS集中講座」

学校の教科書でも、理論と演習は別のことがよくあります。先の子鹿本が理論とすると、15時間本は演習です。

いち早くCentOS 7に対応した内容です。 CentOS / Red Hat Enterprise Linux 7 は、デーモンの操作をはじめ、これまでとはコマンド体系が変わっている部分があるため、アップデートを躊躇されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのため、新卒の方はもちろん、現在CentOS 6を利用していて移行を考えられている方にもお勧めです。

新人さんにも ITインフラを知りたい中堅の方にも

ここまで、子鹿本と15時間本についてご紹介しました。当社で行っている約3ヶ月の 新人研修や実務のノウハウを凝縮した本になっております。ぜひ、Amazonや大型書店で手に取って頂けたらと思います。

それでは皆様、ごきげんよう

株式会社ハートビーツのインフラエンジニアから、ちょっとした情報をお届けします。