HEARTBEATS

2014年1月アーカイブ

          

SSL証明書検証エラーの警告を無視しないほうがいいたった1つの理由

   

こんにちは。CTOの馬場です。

昨日のエントリ RHEL5/CentOS5でGlobalSignのルート証明書が有効期限切れで大騒ぎ で暫定回避策として「接続先のSSL証明書を検証しないようにする」と書いたのですが、そのリスクについてもっと伝えたほうがよさそうなので追加のエントリです。
( @nekoruri さんご指摘ありがとうございます!)

いきなり結論から書きますが、 SSL証明書の警告無視はSSLの目的の1つである「通信相手の認証」を無効にするのでヤバい のです。

つまり証明書検証エラーを無視すると、通信は暗号化しているけど通信相手は誰かわからない、というトンチンカンな状況になります。
なので、トンチンカンな状況が許せる時だけにしましょう。

実はHTTPでいいんだけどなんとなく通信は暗号化しておきたいときとか、リスク覚悟で通信したいときとか...

なお、技術的な説明は以下のページが詳しいです。
こちらも @nekoruri さんご紹介ありがとうございます!

          

RHEL5/CentOS5でGlobalSignのルート証明書が有効期限切れで大騒ぎ

   

こんにちは。CTOの馬場です。

昨晩1/28 21:00JSTにRHEL5/CentOS5にインストールされているルート証明書のうち、GlobalSignの有効期限が切れました。

伴ってREHL5/CentOS5からのHTTPS(SSL)接続にてGlobalSignの証明書を使っているサイトへの接続がエラーになるようになりました。 私の確認している範囲では、 curlコマンドやPHPのcurlライブラリなどでの接続時に接続エラーとなることに起因して以下のような影響が出ています。

※接続される側ではなくて、接続する側での問題です※

  • oauthなどの外部認証が不可
  • 決済などの外部連携が不可
          

どうしてメモリはスワップするのか!?

   

こんにちは。斎藤です。

最近、新しいスキー板が欲しいなと思っています。現在使っているOGASAKAの板は5年目に入り、メーカーからこれ以上はチューンナップ(メンテナンス)はできないよ、と言われてしまいました。もし、次に買うなら、スノーボーダーの人と一緒にパウダーに飛び込みやすいセミファットタイプが良いのかなと考えています。皆さんのオススメ、ぜひ教えてください。

さて、今日はLinux Kernel上でのメモリ管理、特にページ回収(Page Reclaim)とスワップに絞り、「スワップの理由」「ページを回収する仕組み」そして「スワップの様子を観察する」の3点に分けてお話しします。「スワップするのが気持ち悪い」と考えている方は少なくないと思いますし、私もそう考えていた時期がありました。しかし、それは本当に悪い事なのか、今回掘り下げて行きます。

※主な対象Kernelは2.6.32(Red Hat Enterprise Linux(RHEL)/CentOS 6で採用)です。

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