HEARTBEATS

2013年10月アーカイブ

          

systemd の情報を集め始めよう

   

斎藤です。こんにちは。

RedHat Enterprise Linux 7(RHEL7)リリースの足音が聞こえる今日この頃ですが、皆様いかがでしょうか。予習として、Fedora 19を利用されている方もいらっしゃるかと思います。

その中で、大きな変化の1つとして、 systemd(※1) の採用があります。systemdは、SysVinitやUpstartに変わる、プロセス管理の仕組みです。そうです、起動スクリプトの書き方や、プロセスの確認方法が大きく変わる事になるのです!そうなれば、構築や運用に関わる知識や手順を覚え直す必要が出てきます。

しかし、systemdに関する資料は、それほど多くありません。そこで、簡単ですが記事執筆時点(2013-10-24)での情報源をまとめてみました。検証の際の情報収集時、お役に立てば幸いです。

※私が社内Wikiにまとめた情報をBlog用に整理し、公開しております。

          

そのファイル、安全にロックできていますか?(アトミックなファイル操作:後編)

   

おっさんエンジニアの滝澤です。「わしゃあ、まだまだ若いもんには負けん」と老害を振りまくよりかは「俺の屍を超えていけ」と言うようになりたい今日この頃です。

アトミック(atomic)なファイル操作について紹介しているシリーズの最終回です。この内容は弊社の社内勉強会で話した内容をまとめ直したものです。

今回は「みなさん、安全にロックができていますか?」ということについて、考えてみましょう。

          

そのファイル、安全に作成できていますか?(アトミックなファイル操作:中編)

   

おっさんエンジニアの滝澤です。「アトミックなファイル操作なんて考えずにデータベースを使えばいいじゃない」と言われそうでgkbrです。

前回に引き続き、アトミック(atomic)なファイル操作について紹介します。この内容は弊社の社内勉強会で話した内容をまとめ直したものです。

2回目の今回は「みなさん、安全にファイルの作成ができていますか?」ということについて、考えてみましょう。

          

そのファイル、安全に更新できていますか?(アトミックなファイル操作:前編)

   

ハートビーツ最年長エンジニアの滝澤です。以前、弊社CTOにシニアおっさんエンジニアから若手エンジニアに向けて何か書いてくれと言われた気がしたので、アトミック(atomic)なファイル操作について3編に分けて紹介します。この内容は弊社の社内勉強会で話した内容をまとめ直したものです。

今回は「みなさん、安全にファイルの更新ができていますか?」ということについて、考えてみましょう。

          

ITインフラで起きる「もしも」のための12個のコマンド

   

こんにちは。斎藤です。

ITインフラの障害は、多くの場合「予期せぬ」タイミングで発生します。特に、CPUリソースを多量に消費したり、Disk I/Oが輻輳している場合、その切り分けは困難な状況に陥りやすいものです。

そこで、本日はITインフラ、特にOS・ミドルウェアを支えるにあたって、問題解決を助けてくれるであろう12個のコマンドを取り上げてみます。「必ず押さえておきたい」5つのものと「更に覚えると便利なコマンド」7つの2節に分けてお話しします。

※CentOS 6.4 (64bit)を前提に取り上げます